#31 Search Consoleの活用方法【項目:ブログの解析】
ハチドリ(Twitter@7SEO2)です。「1から体系的に学べるブログ収益方法」31回目の記事になります。
ブログの解析にGoogleアナリティクスを使用している方は多いと思います。Googleアナリティクスはブログに訪問したユーザーの数やページビュー数を確認できます。第30回で紹介したようにさまざまな活用方法もあります。
ブログを解析する上でもう1つ大切なツールとしてSearch Consoleがあります。ブログを始めて間もない方でまだ導入していない場合は、無料なのですぐに設定しておきましょう。
この記事ではSearch Consoleの基本的な使い方をご紹介し、どのようにブログ改善に活用していくかをお話していきます。
この記事を読んでほしい方
・Search Consoleでどんなことが分析できるのか知りたい
・ブログを運用してきたけどなかなか成果が出ない
Search Consoleとは?
Search Console(サーチコンソール)は、検索結果での順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleの無料サービスです。略してサチコやGSCと呼ばれることもあります。
Search Consoleには下記の機能があります。
・検索結果のパフォーマンス
・インデックス状況の確認
・インデックス登録のリクエスト
・サイトマップの追加
・URLの一時的な削除
・ウェブに関する主な指標
・モバイルユーザビリティの確認
・構造化データの確認
・AMPの確認
・外部/内部リンクのチェック
上記の中からよく使われる機能に絞ってご紹介します。
インデックス状況の確認
何らかの理由によりインデックスに登録できなかったページはカバレッジで確認することができます。もし重要なページがインデックスされなくなるとアクセス数に影響しています。
新しくプラグインを入れたり、サイトを修正した際に正しくインデックスされているか確認しましょう。エラーになっていたら指摘されたページを修正します。
インデックス登録のリクエスト
・新しくページを作成した
・大幅にページ内容を変更した
そのようなときはURL検査ツールから対象のページを「インデックス登録してくれ!」と、リクエストすることができます。
※インデックス登録とは検索結果ページに載る権利を得ること
必ずしもすぐにクロールされるわけではないですが、意図的にGoogleに情報を提供することができますので早まる可能性があります。
サイトマップの追加
WordPressだとサイトマップ(sitemap.xml)を自動的に出力するプラグインがあります。その出力されたsitemap.xmlをSearch Consoleに追加しておきましょう。
Googlebotに正しくサイトの階層構造を伝えることができます。
ブログにサイトマップが設定されているかどうかは「https://●●●.com/sitemap.xml」にアクセスしてみてください(https://●●●.com/はご自身のURL)。
ブログの記事のURLが登録されていればサイトマップは設置されています。
ウェブに関する主な指標
Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」では、ユーザーエクスペリエンスに影響があるページ速度などが指標に基づいて計測されています。
ステータスが「不良」もしくは「改善が必要」となっているページは改善を検討しましょう。
モバイルユーザビリティの確認
モバイルユーザビリティとは、スマホユーザーにとってサイトの使いやすさを表します。ジャンルによりますが、スマホからのアクセスが多いブログがほとんどではないでしょうか?
MFI(モバイルファーストインデックス)が導入されたことで、ランキングの評価対象はモバイルサイトが主となっております。※ちょっと前まではPCでした
Search Consoleには、モバイルユーザビリティに問題のあるページとその問題点を指摘してくれる機能があります。エラーがあればはすぐに修正しましょう。
モバイルフレンドリーツールでもチェックできます。
構造化データの確認
構造化データを実装したけれどエラーになっているとGoogleに正しく情報を送ることができません。Search Consoleでは構造化データがエラーになっているページを確認することができます。
問題の種類ごとに対象のページがリストアップされるので修正して検証に出しましょう。
構造化データに関することは、第23回の構造化データの設定方法と実際に記述している内容を公開!を読んでください。
AMPの確認
AMP HTMLを導入しているブログの場合、エラーになっていないか確認していますか?Search ConsoleではAMPでエラーになっているページを確認することができます。
AMPのエラーが発生しているページはモバイル検索でAMPとして表示されません。すぐに修正しましょう。
GoogleアナリティクスとSearch Consoleを連携する
両者を連携することで、Googleアナリティクス側からSearch Consoleのデータを閲覧することができるようになります。
2つの画面をいったりきたりせず同一のアプリ上で確認できるので便利です。
GoogleアナリティクスとSearch Consoleの違い
GoogleアナリティクスとSearch Consoleの違いは解析の対象です。
Search Console(検索パフォーマンス):サイト訪問前のデータ
Googleアナリティクス:サイト訪問後のデータ
上記のように解析の対象がサイトに訪問する前か後かで違います。Search Consoleでいかに多くのユーザーを流入させるか、Googleアナリティクスで流入したユーザーをいかにコンバージョンさせるかを解析することができます。
有料記事の内容
Search Consoleの検索パフォーマンスをちゃんと活用しているでしょうか?サイト改善につながる大切なデータが詰まっています。
有料記事では、検索パフォーマンスの活用方法を中心にお話していきます。せっかくSearch Consoleが収集したデータも使わなければもったいないです。
データを擦り切れるまで使い倒しましょう。
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