誰ぞ彼と聞く虫の音にぐーとなる
秋に夜なべはつきもの。寝る前に絵なんか描いてます。すると、りんりんと虫の音。集中していると聞こえないけど、ふと気がつくとずっと鳴いてます。
虫の音や誰がためにと一人なく
私のためのような気がする虫の音、一人でも癒されます。でも、仕事に聞く夕食前の虫の音は最高。リンリンという音にぐーぐーという腹の虫が調和して食欲をそそります。食欲の秋には、虫の音も一役買ってます。人間に耳障りよく聞こえなくてはいけない理由は虫の音にはないけれど、人は聞き続け、そして俳句や短歌に読む。その種を超えたコミュニケーションにときに感動をときに感傷的な気分覚える日本人に生まれてよかったなと思いました。
太古より続く自然は人間にときに近付く虫の音楽