武藤裕治

武藤裕治

最近の記事

有馬の火消しは今昔とも

夏休みかつての愛は忙しき 夏休みといえば宿題。仕事が始まってからも、冷房の音を聞いてると勉強しなきゃと思うのは、私だけでしょうか。久留米は今日明日と水の祭典があります。その中で、私が今年見たいと注目している演技を紹介します。 有馬の火消し夜の梯子乗り 有馬の火消しは、江戸時代から梯子乗りの演技が上手いことで有名で、現代になっても久留米の消防団は賞を取るなど久留米の名を上げています。 明日は日曜で、明後日眠いだろうなぁと思いつつも、8時50分からある演技を楽しみにしています。

    • スカイカルーセルで物理

      ハウステンボスのスカイカルーセルで二問。 スカイカルーセルの半径は5mでA子さんは中心から2m、B雄君は中心から4mの馬にまたがっています。さて、回転し始めました。A子さんの体重は、40kgでB雄君の体重は60kgです。 1.地面から見て、B雄君はA子さんの早さに比べて何倍の速さで走っているでしょうか 2.B雄君はA子さんの何倍の遠心力がかかっているでしょうか? 答え 1.v=rw(v速さ、r半径、w角速度)。wは一定より、vはrに比例する。よって、4/2=2、二倍 2.F

      • 冬の日のグリーンランドのひとときに

        荒尾にあるグリーンランドまで、久留米から電車で三十分、バスで二十分、交通費とパスポートセットの値段で7500円弱という宣伝を見て、20年以上ぶりにグリーンランドに行った。 正門前のメリーゴーランド、ジブリの音楽が流れるゆったりとした空間。メリーランドでも、スピード感を求め、最も外側の馬に陣取った。 V=rw なので、角運動量が一定のメリーゴーランドは半径に比例して速度が決まるなどとごちながらの一句。 全速の回転木馬や冬ぬくし   伊丹八兵衛 次は、からくり迷路でアスレチック。

        • 天満宮の仮殿にスタバは似合い

          偶然知ったのですが、今、太宰府天満宮が改修されています。改修にあたって仮殿は、藤本壮介建築設計事務所によるもので、勾配屋根に植栽が施されており、神社建築としては珍しく現代的でした。仮殿の賽銭箱、これは仮殿に似合いあまり他に見ない大味なものになっています。 紅葉に映る例なき天満宮その仮殿には未来の面影 改修後の大賑わいを予感させる建物でした。 お参りが終わった後にはスタバでのカプチーノ。隈研吾さんが手がけたスタバは日本のヴァナキュラー建築とも言うべく粋さを感じさせ、英語がペラペ

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          誰ぞ彼と聞く虫の音にぐーとなる

          秋に夜なべはつきもの。寝る前に絵なんか描いてます。すると、りんりんと虫の音。集中していると聞こえないけど、ふと気がつくとずっと鳴いてます。 虫の音や誰がためにと一人なく 私のためのような気がする虫の音、一人でも癒されます。でも、仕事に聞く夕食前の虫の音は最高。リンリンという音にぐーぐーという腹の虫が調和して食欲をそそります。食欲の秋には、虫の音も一役買ってます。人間に耳障りよく聞こえなくてはいけない理由は虫の音にはないけれど、人は聞き続け、そして俳句や短歌に読む。その種を超え

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          恋の季節と恋木神社

          買い出しも一人楽しい秋の昼 秋の昼になると人恋しい気分になります。もうすぐ10月ともなると、目指すのはクリスマスですね。ハローウィンは日本ではあまり祝いませんですからね。福岡県筑後市には恋木神社があるのですが、そこによると恋人のできやすいのは3月、10月、11月のようです。そういう私も、初めて恋人ができたのは11月でした。でも、クリスマス後に別れるというお決まりのコース。うーん、世間のジンクスはよく当たりますね。恋人がいてもいなくても秋はいい季節。美味しいものでも一緒に食べて

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          ゴミ拾い俳句

           ボランティアと聞くと、人の反応は大きく二通りに分かれると思います。人のために役立つ仕事でいいことだ。あるいは、タダで働くなんて面倒くさい。私は、現在、クリーンパートナーというのに登録して、街のゴミ拾いをしています。そんな、私もかつてはボランティアというと面倒くさいと思う側でした。  そんな私がゴミ拾いをし始めたきっかけは、俳句です。俳句をある日しようと思い始めて、さて大きなテーマは何にしようか考え始めました。旅…いつもはできないしな。日常の生活…果たして日常の生活だけで俳句

          ゴミ拾い俳句