30年ぶりにインコを飼い始めて驚いた。 通院・投薬をされている鳥さんのいかに多い事か。 それは昭和の時代と比べたら、医療技術も日々進歩しているのだから、動物の医療だって例外ではないのだろう。 シード(一般的な鳥の餌)では不十分で、ペレット(総合ドライフード)にしなさいという流れだけでも驚いているというのに、インコは定期検診を受けるのがスタンダードだという。そして、体重は毎日測るんだそうだ。 昭和のおばちゃん、頭痛い。 100歩譲って、ペレットと定期検診は理解しました(
1. 地球ではない、どこか遠い星で。 湖のほとりにその兄妹は住んでいた。 ヒカリ:「お兄ちゃん、またその本見てるの?」 エイ:「もう少しでわかりそうなんだ。」 ランタンの灯りが揺れる。 エイは、再び古い書物に目を落とした。 見たこともない文字で書かれたその本には、やはり見たこともない植物の絵が描かれていた。 ヒカリ:「この絵、よく見ると怖いね。植物に人間が食べられてるようにも見える。」 エイ:「…今日はもう遅い。また明日来よう。」 エイは、本をそっと閉じると温