#痩せ #食い意地 #麺
痩せない。
皆さん痩せますか?私は痩せません。最後に痩せたのはいつの事だったろう。10年以上前、全身全霊で好きな人がいた時だけのような気がする。ちなみにその恋は数年後に悲しい結末を迎えたが、その時は痩せなかった。
言い訳になるが、決して暴飲暴食しているわけではない。自宅ではお酒を飲まないし、間食もしない。ジュースだって滅多に飲まない。自炊も普通にしているし、冷蔵庫のマヨネーズはほぼ未使用のまま賞味期限が切れてしまった。走ったり泳いだり、最近は運動だってするようになった。なのに痩せない。年に1キロぐらい増えている。昨年は色々なストレスのせいか3キロくらい増えた。本当に困る。現在33歳、きっと代謝が落ちているのだろう。きっとじゃない、確実にだ。
でも私は自他ともに認める汗かきなのである。「代謝がいいんだね」とみんな言ってくれる。でも体重が落ちることはない。せっかく施した化粧を崩していくだけである。もしくは、“万能おしゃれカラー”でありながら“2大汗じみ目立ちカラー”である、カーキやグレーの服が着づらくなるだけである。初めてつけた汗脇パッドは、貼り方も悪かったかもしれないが外出中にいつの間にか剥がれ、いなくなっていた。いつどこで落としたのかと逆に冷や汗をかいた。迷惑この上ない。
5年前の自分の写真を見て思う。「あたしキレイだったじゃない」と。5kgくらいスッと落とせないものだろうか。先ほどテレビで、2泊3日の断食で2kg減量という企画をやっていた(『月曜から夜ふかし』である)。でも期間中に食べていたのは玄米のおかゆ等、超ストイックなメニューだった。しかも超少量。湯飲み茶碗1杯くらい。チャレンジしていたフェフ姉さんは、あまりのストイックさに途中で情緒不安定になり涙ぐんでいた。私も絶対にああなる自信がある。
一番の原因は「麺」なのだろうかと思う。私は無類の麺好きである。さすがにラーメンは避けるようにしているものの、1日1回は麺を食べないと収まりがつかない。しかも伸びた状態は好きじゃないし、何より麺とその料理を作ってくれた人に申し訳が立たないので、「伸びないうちに」という思いで食べる。そういえば以前、初めて会った男性とうどんを食べた時、「食べるの早いですよね?」と言われたことがあった。「外勤なんで急いで食べなきゃいけないことが多くて…」とよく分からない言い訳をしたが、多分納得されなかったと思う。
血糖値の急激な上昇は太る原因だと言われており、女性誌では定期的に”低GI”の特集をしている。GIが「グリセミック・インデックス」のことであり、食物繊維が多い食材の方が血糖値が上がりにくいことくらいは流石に弁えている。でも麺をゆっくり食べることは、私にはできない。そして麺を食べないことも、私にはできない。ゲッターズ飯田氏が以前「麺類好きの女は押しに弱い」と仰っていたが、押しに弱いかはともかく「意志が弱い」のサンプルにはなってしまうかもしれない。
フォローしている森星のインスタストーリーズに、バランスボールの上に立ち音楽に合わせ体を動かす彼女の姿が上がっていた。あの芸術品の如きスタイルは、努力の上に成り立っているのだと改めて思う。別にモデルになりたいわけじゃない。服がオシャレに着られて、ちょっとスラッとしたいというだけなのに、何故こんなにも悩み苦労しなくてはならないのか。でもきっと今のままでは、40歳ごろには押しも押されぬ立派な”おばさん体型”になっているだろう。そんなのは嫌だ。
ニュースサイトに絶え間なく広告が現れるダイエット製品には、これからも手を出すつもりはない。あの手のものは個人情報が抜かれるだけで、ほとんど効果は得られないだろう。ひと昔前まで、若槻千夏の体をガリガリに加工した写真を使った広告などが平気であったものだ。1ヶ月で体重の1割以上が減るなんて、もはや病気の域である。全く信憑性がない。
さて何から始めよう。Amazonでバランスボールやトランポリンを探す日々は続く。
お読みいただきありがとうございました。今日が良い日でありますように。