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らぶかよで人生の真理に開眼したかもしれない話

友人から勧められた大久保佳代子女史のpodcast『らぶぶらLOVE』にハマっている。勧められて以降、毎日聴いている。日中の運転時間がそこそこ長いこともあり、ハマりすぎて既に聴いた回がどんどん増えていく(=未視聴コンテンツがどんどん減っていく)ことに危機感を覚え、消費をセーブするために自宅で聴くことを止めたほどである。

元々佳代子女史のことは好きで、エッセイも読んでいた。改めていいなと思うのはそのバランス感覚である。社会人経験がある点や、失礼ながら恋愛方面に自信満々ではない点からくるのだろうが、何より素晴らしいのはリスナーの質問に真摯に向き合っている点である。

ついでに、アシスタントの武村氏も素晴らしい。リスナーの投稿内容を丁寧に読み、その分析がまた鋭いので聴いていて文字通り膝を打ったことが何度もある。某ゴージャス姉妹のpodcastは「お相手に訊いてみては…?」ばかりですぐ飽きてしまったのだが(それができりゃ苦労しないよ)、らぶかよ2人の掛け合いは本当にストレスなく楽しんでいる。

リスナーからの相談内容はそれこそ大っぴらにはできないものが大半なのだが、他人様のエピソードを客観的に聴くからこそ人生の理解が深まる側面がある。それにより男女のあれこれに関する解像度が上がり、過去の色々にケリがついたり成仏したりという福音があった。もっと早く出会いたかった。

需要ないと思うが、エピソードをいろいろ聞いて思ったことをいくつか…

Q:色々ムリな夫だけど、将来性を思うと別れていいのか悩む。
A:あなたは「この先価値が上がるかもしれないから」という理由で、全然好きになれない絵をそのまま家に飾っておくのか?価値なんてちょっとした理由で変動する。放出一択。

Q:長年付き合った相手、ダメなやつなのは分かってるけど情とこれまでの時間の重みで別れられない。
A:ダメになってきた大型家電をそのまま使ってたら、新しく買い替えることさえできない。ダメな家電を使ってる時間がもったいないからまずは手放すこと。

まぁ本当に思うのは、”性“という問題が絡むから男女はゴタゴタするけど(結婚となるとそこに“生活”という要素も加わるし)、いろいろ差し引いてシンプルに人間関係のことなんだと思えば、相手が「人としてどうなのか」と「あなたを大切にしてくれるかどうか(傷付ける・ぞんざいに扱うことがないか)」だと思うんですよね。友人関係でさえも。いやほんと。

40手前にしてようやく気づくなんてね!

明日もらぶかよを聴く。

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晴海通り
お読みいただきありがとうございました。今日が良い日でありますように。

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