モヤモヤの吐露

先日開かれたとある音楽イベントが問題になっていますね。
日に日に大きなニュースになっていって、自分のモヤモヤも消えてくれないので、ここで吐き出してみようかなと思います。

あのニュースを見て思うのは、「がっかりだなあ」
その一つだけです。

感染対策をすると言って企画書を提出したのに当日何もしてなかった主催者さんにはもちろんですが、何よりも出演者とお客さんにがっかりしてしまいました。

一応言っておくと、私はヒップホップとかラップは割と好きな人間です。

だからこそ、あの日あの場所に「こんなイベントやってられない。帰るぞ。」って帰る出演者やお客さんが一人もいなかった事に失望感がありました。

正直、ヒップホップ好きな人やラッパーさんに品行方正な人が少ない事は知っています。
でも彼らは自分なりの筋を持って、それを大切にして生きていると思っていたし、大人なりの常識や配慮は出来る人達なんだろうと考えていました。

でもイベントに出演した人達が口を揃えて「呼ばれたから行っただけ」「ギャラは貰ってない」「感染対策するって聞いてた」と言い訳をします。

感染対策出来てないのはステージに上がって一目見れば分かります。
あの日、出演した人が自分達のファンに「帰ろう。こんな所にいたら駄目だよ」って一緒に連れて帰ればあんなに密にはならなかった筈です。

お客さんが半分でも帰れば、少なくとも、5000人以下というルールは守られていた訳です。

いくら主催者さんのコロナ対策の意識が低くても、出演者やお客さん一人ひとりの意識が高ければあんな事にはならなかった筈です。

どうして、自分達が好きなものを自分達で貶めてしまうんだろう。
ヒップホップは反抗する音楽かもしれないけど、今反抗するべきなのはコロナ対策のルールに対してではないのに。

一度は反抗して、でも炎上したら言い訳して世間に媚びる。なんかダサいなあ…と思ってしまいました。

感染対策無しにイベントをやる方もやる方ですが、出演者とお客さんがいなければイベントは成り立ちません。

あの日あの場所にいた8000人と出演者一人ひとりに責任があると思います。
8000人分の責任を皆で分担するんじゃ無くて、参加者それぞれ1人ずつが8000人分の責任を背負っていると思ってほしいです。

ここに書いて、別に何が変わるわけでも無いですが、何処かに吐き出したかったので書きました。

読んでくださった方がいましたら、ありがとうございます。

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