手を動かさずに操作できる自作トラックボールマウスの挑戦
こんにちは!鉢-bitです。
Keyballというキーボードを知っていますか?これは右側にトラックボールがついている分割型キーボードで、マウス操作をする際に手を大きく動かさずに済むのが魅力です。私もその点に惹かれて購入を考えていましたが、売り切れていて価格も高めだったこと、そしてはんだ付けが多用されている点で躊躇してしまいました。そこで、「分割でなくても、両手を動かさずに済むデザインにできればいいんじゃないか?」と思い、自作に挑戦することにしました。
自作を決断した理由
Keyballの魅力は、キーボードの右側にトラックボールがついており、マウスを操作するために手を移動させる必要がないことです。しかし、私の場合、分割型でなくても両手を動かさないで済むように工夫すればよいと考え、自作することにしました。キーボードから手を離さずに操作できるようにすることで、クリエイティブな作業がもっと快適になるはずです。
自作キーボードとトラックボールの融合
今回の自作プロジェクトでは、ATOMS3を中心に使用することを検討しています。QMKはキーボードやマウスの動作を細かく設定できる多機能なファームウェアですが、その反面、特に私のように自分で色々と制御を考えたり、他のパーツとの連動を考えている人にとっては手を出しづらいと感じています。自由にカスタマイズする際に制約が多いという印象もあります。
一方で、M5系のATOMS3は各コンポーネントがモジュール化されており、拡張性が非常に高いのが特徴です。後から機能を追加したり、物理的にモジュールを増設することが容易であるため、私はATOMS3を使用してトラックボールマウスを自作する方針をとっています。この選択肢であれば、後追いで自作を試みる人たちにとっても取り組みやすい環境を提供できる気がしています。
自作キーボードの敷居高すぎるから大衆化しようよ。。。
とはいえ、QMKのような高い操作精度を実現するためには、ATOMS3でも様々な制御プログラムを組み込む必要があります。現時点では、Arduinoを使用してトラックボールの操作を可能にするプログラムを開発中です。これにより、より滑らかで直感的な操作を実現しようとしています。
既存の無線トラックボールを改造するアプローチ
ATOMS3を使った電子工作とは別に、より簡単な方法として、既存の無線トラックボールを利用したアイデアも考えています。具体的には、安価で手に入る無線トラックボールを分解し、内部の基板や部品はそのまま使用します。外装のみを3Dプリンターで新たに作成することで、電子工作の手間を省きつつ、外見をカスタマイズしたコンパクトなトラックボールマウスを作ることを目指しています。この方法であれば、電子工作に不安がある方でも簡単に挑戦できるはずです。
ちなみにこれを分解してます。
普通に使ってても特に問題はないというか現在コスパ最高のトラックボールなのでこれ単体としてもお勧めです。