バンコク逃避行 1日目

突然ですが、タイに来ています。
思い立ったのは8月末、プランはほぼゼロで成り行き任せ、バックパック一つでドミトリーに泊まり歩く一人旅です。

きっかけは、インターンに落ちて9月がとても暇になったこと。
落ちたなりに就活対策をするべきだとは思ったのですが、早々に「あ、これは無理」となったので逃げることにしました。
遊んでくれる友達もいないし、バイト先は潰れたし。
言い訳が欲しかった。何かしなきゃ、と焦る気持ちばかりで何も手につかない状態でした。

日々が嫌になってしまって、とにかく知らない街へ、誰も私を知らないところへ逃げたいと思いました。

行き先は、とにかく夏がいいと思いました。夏に行きたい。夏を取り戻したい。
あと安いところ。私のお財布が長期滞在に耐え得るところ。

ということで、治安が良く航空券も安い常夏のタイに旅立つことにしました！

理由が合理的じゃないんですけど、つまりタイに行きたいから行くのです。人生ボトムアップ方式第二弾とも言います。

以下日記です。書き溜めたので更新する予定です。更新しないかもしれません。

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9月11日

出発は9月11日の始発でした。安さを追求しため、飛行機が早朝便なのです。
今回が初の一人旅なのでわくわくドキドキです。

航空会社はエアアジア。
機内食は出ないし、ブランケットも有料ということはリサーチ済み。
それにしても寒かった…絶対ブランケット買わせようとしていると思う…。

フライトの間は『深夜特急』を読みました。移動しながら人が移動する話を読むのは変な感じがしました。

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機内では入国書類を記入します。
隣に座っていたイカツイ銀髪のおにーちゃんが「書き方教えてくれませんか」と話しかけてきました。
大学四年生で、就活が終わったので近所に住む遊び仲間とタイ旅行に来たのだそうです。爽やかでいい人でした。プールがついているゲストハウスに泊まるらしい。いいな。

彼がこの後送ってきたメッセージが衝撃でした。

「ゎ」使う文化まだあるのか！！！！

彼はその数日後「船に乗って大仏を見た」と言っていました。大仏を見せると言って法外に高い船に乗せるのはよくある詐欺の形態なので心配です。彼が見たのが本物の大仏であることを祈ります。

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さて、飛行機は無事バンコクのドンムアン空港に到着しました。ドンムアン空港はLCCだけが発着する空港です。なので作りも心なしか簡素。

市街地まで距離があるのでバスに乗り込みました。
ここで痛恨のミス、路線バスで十分なところ間違ってリムジンバスに乗ってしまいました。30バーツですむはずが150バーツもかかってしまった。くやしい。
（レートは1バーツが3円くらい。なので30バーツは約90円です。タイは交通費が安い。）
めっちゃ快適だったのでここぞとばかりに本を読んで酔いました。

ホテルはバンコクのオフィス街シーロム通りにある「HQ Hostel」。（写真は夜のもの）

朝食とWiFi付きで一泊300バーツくらい。2段ベッド3台の相部屋です。
スタッフさんが良い人ばかりで、私のつたない英語に付き合って話しかけてくれます。嬉しい、、、

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この日はフライトで疲れていたので観光の予定は特にありません。
散歩がてらに、ホテルから歩いて10分くらいのルンピニ公園に行きました。

不忍池に似ている。

ルンピニ公園ではかなりアップテンポのエアロビ教室が開かれていました。
これが大規模で、200人くらいの人達が結構ノリノリで踊りだすので異常です。
なんか楽しくなったので一緒に踊ってきました。

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この時点で18:00くらいだったので、夕飯を食べて休むことにしました。
夕飯はこちらで。

半分屋台みたいなお店です。

ガパオライス！60バーツ（200円くらい）
地元の人向けのお店なので辛い！「マイルドにしてね！」って言ったのに辛い！

ホテルへ帰ると、スタッフさんが「ファラン」を剥いてくれました。

「ファラン」って何のことかと思って後で調べたら、グアバのことみたいです。グアバってジュースは飲んだことあるけど果実は初めて食べた。胡瓜と梨の間みたいな味と食感でさっぱり美味しかったです。

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埼玉からバンコクに来ただけで大分文字数を使った、、、書き終わるのか心配ですが以後しばしお付き合いくださいませ。

#旅行記 #エッセイ #日記