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バンコク逃避行 2日目

9月12日

今日は朝からバンコク一番の市街地サイアムへ出かけます。

バンコクの街並みは東京に似ています。
高いビルがいくつもそびえているけれど有機的。統一感のない様々な言語の看板。衛生的なはずなのにどことなく猥雑。雨季で湿度が高かったのも「東京っぽさ」の要因かもしれません。

東京と違うのは、匂いです。
食べ物の屋台が立ち並ぶバンコクの路上は、パクチーやニンニクやドリアンなど様々な匂いで充満しています。
私は鼻がいいので慣れるまで結構しんどかった……。

移動は主にBTSを利用しました。

BTSとは高架鉄道のことで、バンコクでは大きな道路の上に電車が走っているのです。
これがバンコク市内の各地区を繋いでいるので、BTSと徒歩だけで簡単に移動できます。
車内はとても綺麗です。山手線よりも清潔。深夜でも吐く人などいなくて安全。

バンコクのショッピングモールはどこもカラフルで安っぽくフォトジェニックです。

安易にかわいい。

こんなオブジェも道端にあります。

よう分からんポーズもしたくなるというものです。

サイアムではまず、ガイドブックにも載っていたお店「マンゴータンゴ」に行きました。
驚くほど日本人ばかりでした(笑)。日本人ガイドブック大好きなんだなあ。

タピオカ入りマンゴースムージー 85バーツ。

お昼はフードコートに行きました。

フードコートにはタイ料理がずらっと並びます。
眺めるだけで楽しいのですが、食品サンプルが全部同じに見えるんですよね。外国人の顔全員同じに見える現象は食べ物にも生じることを発見しました。
魚介のフォーを食べました。

午後もショッピングモールを渡り歩きました。

最もわくわくしたのは、バンコクの若者向けショッピングモール「プラチナム ファッションモール」。
日本のショッピングモールにはない形態です。屋台が屋内にあるような感じ。細い路地を挟んで小さなお店がごちゃっと詰まっています。

そして、本当に安い。平均価格200バーツ(約600円)。
Aラインのワンピースを購入しました。結構かわいい。

今まで旅先でショッピングしたがる女子の気持ちが全く分からなかったのですが、一人でいると「買い物楽しい〜!」と思いました。
ショッピングモールには、その国の人々の嗜好が現れます。例えば、女性服では派手なピンクのフラミンゴ柄が流行っていました。民族衣装ではなくても、国柄が垣間見えます。
日本とは雰囲気の違うラインナップから選ぶのは(例えその商品がネットで買えるものだったとしても)とても楽しい。

私は海外で買い物することが嫌いなのではなく、人と一緒にいると買い物ができないだけだったことに気付きました。

夕方に、スコールが降ってきたため「Ochaya」というドリンクショップで雨宿りしました。
バンコクにはジュースやお茶やコーヒーを売っているお店がそこかしこにあります。そこで出てくる飲み物はどれも日本のLサイズです。
タイは暑くてとにかくのどが渇くので納得です。

グリーンアップルティーです。タイでは緑茶を甘くして飲むんですね。
後日、日本語で「緑茶」と書いてあるお茶を買ったら砂糖が入っていたのはさすがにキレました(笑)。

夜はシーロムに帰り、繁華街パッポン通りとタニヤ通りを覗きました。

「夜」だ…!!!
女の子一人で歩いても全く客引きされない…!ちょっとさみしい…!男の子いいな…!

夕飯はヤムウンセンを食べました。

観光客向けのお店だったのでちょっと高かったかな……140バーツ。
辛くて酸っぱくて甘い!タイのごはんは塩・甘・辛・酸・苦、全ての味覚を刺激すると言われています。うーん、好きだ。美味しいなあ。

明日はアユタヤ観光なので、早く寝ます〜〜!



今振り返ると、旅とタイに慣れていないこのあたりは一人旅ならではの面白さがまだないです。
日が経つにつれどんどん内向的に「死」とか「人生」とか「愛」とかばかり考えるようになってゆきます(笑)。

#旅行記 #日記 #エッセイ

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