バンコク逃避行⑶ 孤独と友達について
日記、溜めてしまう。
9月13日
今日は5:30に起きて水上マーケットとアユタヤの観光へ行きます。せっかくなら解説を聞きたいと思い、前々からツアーを予約していたのです。
ガイドはバンコク近郊の村に住んでいるマオさん。日系企業に勤めた経験から日本語が流暢です。
ガイド歴は10年のベテラン。毎日まいにちアユタヤに通っているのだそう。すごい生活だなあ。
同じツアーで回ったのは日本人7人。2人組×3と私という構成でした。
日本語が通じる環境なのに、この一人旅でいちばん孤独を感じました。
孤独って人と比べることだったり、人の目を意識するところに生まれるのだなあと思いました。
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孤独をかみしめつつ水上マーケットに到着。
スピードボートに乗りマーケットを回りました。
しかしここで気付きます。パンフレットで見るような観光地って、人と行って感想話す方が楽しいぞ…!!!
孤独なのでマオさんと話します。
小さなバナナを買ってもらいました。甘い!
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お昼はタイ料理のビュッフェでした。
これは一人旅の身にはありがたかった。
グリーンカレーやソムタム(青パパイヤのサラダ)など、コンプリートしたいと思っていたタイ料理が食べられました。
ひとりでもくもくと食べてもビュッフェは楽しい!すごい!
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午後、いよいよアユタヤへ向かいます。とにかく写真撮りました。
かの有名な。
塔の一つ一つが王様のお墓です。
ラピュタっぽい。
手間に並んでいた仏像は脳の部分に金が入っていたため、頭が切り取られてしまったそうです。
最高のツーショ。
これは象の背中で撮っています。
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写真を撮ってもらったことから、ツアーで一緒の日本人とも話せました。
1組目は、大学生の女の子二人組。かわいい。歳下かな。かわいい。女子旅楽しそう。私も友達と行きたかった。かわいい。
2組目は、オーストラリアでワーホリしているというお姉さん二人組。サングラスと臍ピアスが似合いすぎ。ワーホリしてそうすぎ。
二人ともよく一人旅に行くそうです。あと、インド人がめっちゃ嫌いらしい。すごい悪口言ってた。
3組目は、親子旅行。お母さんに「一人旅って親御さん心配しないの?私なら絶対ついて行っちゃうな!」と言われました。
そういえば「友達みたいなお母さん」に憧れていたこともあったなあと思い出しました。
それぞれに素敵な方々でした。もう少しお話したかったなあ。
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ツアーの解散後、私は孤独が深まったのでネットの力に頼ることにしました。
バンコクナビというサイトで日本人のお友達が作れるのです。便利な時代です。
私はネットでインスタントにお友達を作ることに抵抗がないのです…。
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私の友達の作り方は少し歪です。
女の子特有の「週替わりで誰かをハブるグループ」を幼稚園の時から構成していたので、「友達は必ずいつか私を嫌う」と思っています。(これは感覚的なもので、どうしようもないのです。)
だから、普段いるコミュニティでは傷つかないようにパーソナルスペースを確保します。嫌われる前に離れようとします。連絡を取り続けるのも苦手です。時間や手間で嫌われる感覚があります。
その上で、できるだけ構成員の被らないコミュニティを複数持とうとします。ひとところで嫌われても生きていけるサブアカウントの私です。
小中学生のころは習い事のコミュニティをとても大切にしたし、ネットで友達を作ることにも抵抗がありません。
私の生きづらさはここに起因するなあ。
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会ったのは、25歳バンコク在住2ヶ月目の女性、中村さんです。
中村さんは、旅好きが高じてタイの現地採用に応募したのだそうです。
日本にいると、どこか息苦しく感じてしまう。でも英語を話しているときは自然に笑顔を作れる。そのコードで生きたい。だからどこでもいいから海外で働く!と決め会社を辞めたのだそう。
タイでの生活で一番大変なのは、業者が適当なことだと言っていました。予約をドタキャンされたり、行きちがいが日常茶飯事だったり。
結果、冷蔵庫の故障が1ヶ月直らなかったそうです(笑)。
中村さんに「一人旅は少し寂しい」と言ったら、次回はネットで旅友達を作ってみたら?と提案されました。
旅行って、意外と初対面の人と一緒でも不快感ないし、ホテルも安く泊まれるし便利だよーとのこと。
今度やってみようかな。
中村さんにはタイ風チャーハンとレモングラスジュースを奢ってもらいました。美味しかったー!
おやすみなさい!
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さて、最終日まで書けるのだろうか…!!!
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