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6月の行事<夏越の祓(なごしのはらえ>
もともとは「大祓(おおはらえ)」という宮中の行事で 旧暦の六月と十二月 の晦日に行われたもので 701年に大宝律令で正式に定められた歴史ある 行事です
十二月の大祓は だんだんと廃れてしまい疫病などが流行する時期の夏の 祓が一般的になりました
六月という時期は 昔から疫病や水害が多くそれは二つの季節が打ち合う からだとされてきたようです
この時期 人の身に振りかかる災いや穢れは日々 積り積もって
姿より薫りに生きる花もある
元々 いわゆる体育会系で 学生時代は陸上競技で全国大会で入賞し、 社会人となってからも 自転車競技やスキー、バイクツーリングとお転婆の限りを尽くしていた私・・・。
その後 やりがいのある仕事に就き 海外を含め 全国各地を飛び回り
仕事に没頭し 自由に(というより自分本位に)生きてきた私ですが とあるきっかけで 作法を学ぶことになろうとは・・・。
最初は 渋々 (「学びの師」樣 ごめんなさい!)
踏まれても 踏まれても・・・
酷寒の風雪を絶え 土中に根を張り そっと春を告げるかのように
足元で咲くタンポポに 幾度 心を癒されたことだろう
幼い頃 学校からの帰り道 どうにも 家に帰りたくなくて
わざと 遠回りしながら帰る路の端に黄色の小さな花を見つけ
駆け寄ってしゃがみこみ なぜかその花に見とれていたっけか・・・
びゅうびゅうと吹き飛ばされそうになる冷たい風にも負けず むしろ
どっしりと咲こうとするタンポポに 幼い私は
2月の行事〈バレンタインデー〉
今は日本人にとっても 年中行事の一つとなったバレンタインデーですが
その由来を少し 解説いたします
ローマの皇帝クラウディウスは 軍事力である兵士らに家族ができると
士気(戦う意欲)が弱まると考え 結婚を禁止していました
そうした暴挙に対して キリスト教の司祭であったヴァレンチノ
(バレンタイン)は皇帝に秘密で若者たちの結婚を行っていたため 皇帝
は怒り ヴァレンチノをローマ宗教に改宗させようと