まとめ 4 法務の週末 2024年7月21日 16:43 契約の成立代金、引渡時期、支払方法が未定でも契約は成立しているとした判例事実と異なる名目だけの契約を作って、商品の納品を受けると、契約書とは別の「期限の定めのない契約」が成立するとした判例クラウドソーシングを利用したが、契約書を取り交わさなかったためトラブルになった判例基本契約に「個別契約は書面でのみ成立する」と書いたが「口頭で個別契約が成立した」と認められた判例契約不適合不良品があったが、商法により返品できなかった判例仕様の説明が不足していたため、契約不適合を指摘できなかった判例損害賠償「特別損害」は「特別の事情により生じた損害」と書くとした判例損害賠償の予定・上限損害賠償「賠償は受注額まで」秘密保持「賠償上限なし」の契約書でクレジットカード情報流出事故があった場合賠償額はいくらか?という判例契約書の賠償上限が低額すぎるため「受注額まで」でなく「出来高まで」に修正した判例契約で合意された解約違約金であっても、相手を不当に拘束するものは無効とした判例免責重過失があった場合、約款の損害賠償免責条項は無効となるのか免責条文は、一般の期待に応える仕事をして初めて有効になるとした判例特約の「瑕疵担保責任の条文を破棄する」文言は「責任なし」でなく「民法基準」の意味であるとされた判例「故意・重過失も免責する」は、法律であっても許されないとした判例クラウドのデータが消えたが、クラウドサーバー事業者は約款により免責される、とした判例契約書の「いつ壊れてもおかしくない」「現状有姿」「一切免責」は、不具合わざと伝えず売った場合、無効とした判例支払条件・代金入金リンク条項は「払うか払わないかわからない」ではなく「必ず払うがいつかわからない」だと認定された事件昔取引した先に、間違って150万振込をしてしまったところ「過去の債権と相殺する」と言われ、返金してもらえず、裁判になった判例業務内容コンサルが役に立たなかったため、料金を支払わなかったら訴えられてしまった事例システム開発において「準委任」か「請負」か、支払義務があるかないかで揉めた判例顧客への教育指導ができていなかったとされ、火災の7割の責任をとらされた事例契約書の取交中に業務を初めてしまった&業務内容があいまいだったため、業務代金を受領できなかった判例秘密保持価格は営業秘密ではないとした判例秘密管理できていなかったため、退職者が持ち出した顧客情報が営業秘密でないと判断された判例一般工具で再現できる製品仕様は「公然と知られていない」といえず、営業秘密にならないとした判例秘密保持の残存期限「5年」は妥当だと言及した判例知的財産契約書に「著作権は製作者に帰属する」と書いたが、裁判所に「持っている意味がない」と言われ認められなかった判例プログラムに著作物性があると判断された判例プログラムに著作物性はないとされた判例契約書で著作権譲渡の対象に「ソースコード」を含まなかったため、他の会社に類似ソフトを作られてしまった判例自社に関連する新聞記事を社内ポータルに掲載していたら著作権違反で約200万支払うことになった判例契約期間・更新「協議のうえ合意した場合を除き、自動更新」という条文により解約できず、料金を請求され続け、支払いを拒否したら裁判を起こされてしまった判例解除相手方の契約違反を理由に解除を通知したところ、逆に「解除を通知し、交渉を打ち切ったことが契約違反」と言われ、訴えられ負けた判例契約違反を理由に無催告解除をしたところ、相手から訴えられ賠償金を支払うことになった判例契約違反があったが契約書に「開発費は返還しない」とあったため5千万返してもらえなかった判例ある契約の債務不履行で、別契約も解除できるとした判例「会社更生となった場合、契約解除」の条項は無効とした判例「支払停止」の言葉の意味について言及した判例合意管轄「訴訟の合意管轄は〇〇とする」は調停には関係なし、とされた事例合意管轄の条文が狙いどおり機能しなかった判例押印・製本割印の箇所がおかしかったので契約書が偽造と判断された判例取締役が肩書なしで三文判を押した、価格を「言い値」とする書面は有効性が無いとされた判例製本時、保証人の書面を「担保差入書」の後に綴じたところ、保証人に「担保が正しいことを保証しただけ。債務は保証しない。」と言われてしまった判例与信買主の与信格付けが低かったため、「現金払いをしてくれるまで商品を売らない」言っていたら、約100万の賠償を負うことになった判例商流代理店を無視して、直購入に切り替えたことは、「営業権」侵害になるのか? という判例和解会社と完全精算条項をもって和解した従業員が、代表個人に対する訴訟を提起したのは問題がないとした判例賃貸借業務委託の実態は賃貸借であり解約できないとされた判例IT・システム系システム会社のミスで顧客情報流出した企業が、顧客に「システム会社とは請負契約で、指揮命令しておらず、当社は素人で、流出の責任はない」と主張したが認められなかった判例工事系孫請の作業員が転落死亡した事故について、発注者および元請けの責任が認められた判例施工上の瑕疵について、不法行為に基づく損害賠償が可能とした判例元請けおよび一次下請けに、二次下請け作業員への安全配慮義務違反が認められた判例公共入札競売において、3500万のつもりが、桁を間違え3億5千万で競り落としてしまったので、無効としたかった判例労働法系セクハラを複数回発生させ、その後長期欠勤した社員への、本人の事前書面同意をとった上での減給と、会社判断での退職が無効となった事例偽装請負だったため、委託先社員を「直接雇用している」と判断された判例独禁法「自社施工の場合のみ部品を売る」は独禁法違反とされた判例その他外国で判決された「実際の損害を超える懲罰的賠償」は日本で強制執行されないと判断された判例一方が随時内容変更できるとした契約は、公序良俗違反で無効か?が判断された判例 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #法務 #判例 4