「何にもできやしないじゃないか。」
あの時、そう思ったんだった。
2018年の夏に地元で起こった災害を知ったのは、渋谷でスクランブル交差点を歩いている時だった。テレビや新聞も見ない当時の私は、少し遅れてそのことを知った。
地元で起こっていることなのに、何にもできない自分に無力感を感じたという大切な当時の記憶を、私は悲しくも忘れていた。
今日、地元の方と話していて災害時の話が出た。その方から聞く当時の情景や、災害が無ければ行われる筈だったプロジェクトをあきらめずに持続し遂行されていた話を聞く中で、「当時自分は何をしていたんだっけ…」と頭の中で振り返っていた。
その時、当時のやるせない気持ちがフラッシュバックしてきた。「こういう時にも、すぐに行動できるほどに心身の強さと経済力の強さを培っていこう」と。
あの時、同じ地方の友人と都内で地元の特産品を扱ったイベントを開催しよう!と言いだしたものの、結局遂行できなかった当時の情けない自分からは成長していたいなと思う。
自己満足なのだろうけれども、どうせ何かを起こすんだったら、目的や意味や意図があるものでありたい。
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