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コロナで生まれた「ハンドソックス」

前回の記事(なぜ江本手袋はマスクを作らなかったのか

マスクではなく「手袋づくり」

70年以上続けた手袋づくりをコロナ禍でも貫いていきたい。その想いで新たに作ったのが「ハンドソックス」です。

ニュースでも、「感染対策として手袋の使用が増えている」という声を多く聞くようになり、 「江本手袋のものづくりで役に立ちたい」「多くの方々の不安や悩みを解消できる商品をお届けしたい」という気持ちが強くなりました。

そして、日焼け予防と直接触れないことを両立し、着脱しやすく手先の邪魔にならない、手肌にも優しい新しい手袋「ハンドソックス」を開発しました。

ハンドソックスの意味は?

多くの人は素足だと汚れやべたつきが気になり、靴下(ソックス)を履いていると快適だと感じます。また、真夏でも足の冷えから体を守る効果があり、ほとんどの人は通年で靴下を履いていますよね。

では、「手」はどうでしょうか?

手は足と違って手触りを感じたり、スマホを操作したり、食事や飲み物を口に運んだり、色々な作業をこなします。なので、出来れば手袋はしたくないというのが本音ではないでしょうか。

それでも足と同様に手先や手首からの冷え、肌荒れや日焼け、べたつき、手の汚れなどの悩みは存在していました。

今年、新型コロナ関連のニュースで「つり革に触りたくない」という声があることを知り、あの不快感に改めて気付きました。

「確かに、あのヌルっと来る嫌な感触はいつも不快だったな~」

手にも、通年で使える快適で邪魔にならない靴下のようなアイテム・・・

それはつまり、手(ハンド)の靴下(ソックス)、という意味で「ハンドソックス」と名付けました。

これにはもう一つ意味があって、手袋は「て」の「ふくろ」ですが、香川県で手袋づくりが始まった当初は、手靴(てぐつ)、「て」の「くつ」と呼んでいたそうです。(なので今でも手袋を「はく」と言います)

「ハンドソックス」という名前で、この地域における手袋づくりの歴史へのリスペクトを表せたので、これからも自信を持ってハンドソックスで手の快適さをお届けできると思っています。

手と肌を守られている安心と快適さ「ハンドソックス

手袋職人がひとつひとつ思いを込めて手づくりした「ハンドソックス」は 国内生産の江本手袋だからできた「手と肌を守られている安心と快適さ」を届ける 新しいUVケア手袋です。

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ハンドソックスの特徴

1.普段は肌触りと使い勝手の良いUVケア手袋として

2.サッと伸ばして直接触れることから防げる

3.毎日洗えるしっかりした生地と縫製

触ることをためらう、つり革やドアノブ、エレベーターボタンを触れるときは、指先まですべてカバーした状態にできるので、直接触れることを避けられます。


好きな長さに折り返したり、縮めたり伸ばしたりできるので、使用シーンに合わせて自由にアレンジして、室内では指先を邪魔しない指無し手袋として使い、日差しが気になるときはサッと伸ばして指先まで紫外線からガードして日焼けを予防できます。

かさばらない薄手のコットン100%のファインゲージ生地はスベスベの手触りで、抜群の触り心地。

上質コットン素材は適度に保湿してくれて、吸湿性や通気性に優れた呼吸する天然素材なので、暑い夏でもさらりとした着け心地です。

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ハンドソックスで気持ち良くお出かけしていただき、東かがわ市の手袋職人の仕事を知ってもらえる切っ掛けになれば嬉しいです

また、ゆったりしたサイズ感と手首内側のゴムが脱ぎ履きのしやすさとフィット感を両立しているポイント。普通の手袋に比べて少しだけ手首側も長めになっているので、使い勝手の良いショート丈のアームカバーとして活躍します。

ハンドソックスの動画

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