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HACクリエイターとして身につけていくチカラ

こんにちは‼︎

私たちは、2022年8月に発足した
【結婚式の『体験価値』をアップデートさせる】
新しいウェディングサービスチーム

《HEART ARROWS CREATION》
通称:HAC(ハック)です。

今回は、

HACクリエイターとして身につけていくチカラ

そんなお話をさせていただきます。

◆クリエイターが与えるもの

新郎新婦様やゲストの皆様が、
結婚式や披露宴の中で
サービススタッフに
与えてほしいものはなんでしょうか。

どんなサービススタッフに接客されると
心の温度が高まるのでしょうか。

以前、HACのnoteにて
結婚式の中でゲストは
「与えてほしい」という欲だけではなく
誰かを祝ったり、伝えたい想いがあったりと
「与えたい」という欲も持っているのでは
ないだろうか。
というお話をしました。

今回は、
ウエディングサービススタッフの目線から
何を与え、何を見守れば
その場の温度感・空気を
最も良い状態に導けるのかを考えていきます。

◆クリエイターに求めるチカラ

HACで行う研修の中では、
クリエイターに、このようなチカラを
身につけていってほしいと伝えます。

・想像力 ・感度 ・体現力(カタチにする力)
・創造力(クリエイティブ) ・対応力
・引算力 ・(自発的な)行動力 ・繊細さ
・探究心 ・発言力 ・しなやかさ(柔軟性)

その中でも今回は、
3つの”チカラ”にしぼって
深めていきます。

◆1つ目は、『引算力』

コロナ感染拡大よりも前。
今から数年前までは、
結婚式は《足し算》の連続でした。

コーディネート、衣装。
進行、演出にいたるまで
「オリジナルウエディング」や
「オーダーメイドウエディング」というような
人と被らず、奇抜で、可愛い。
そんな結婚式が人気でした。

ほとんどの新郎新婦様が
キャンドルサービスや
スモークマシーンなどの
演出グッズにもお金をかけて。
新郎新婦の衣装はドレス2点、和装1点
合計3着にお着替えされ。
大勢のゲストを招いて、
余興などの、進行演出は盛りだくさん。
「歓談」や「写真撮影」の時間はほぼ無い。

それが普通、当たり前でした。


しかし、現在はどうでしょう?

婚姻組数の約半数のカップルしか
結婚式自体行わず、
《自分たちらしく》という想いこそ
10年前と変わらないものの
その「らしく」の表現は
外側から内側のものへの
意識が強まっていると感じます。

あれをやりたい。
これをやりたい。
という「足す」だけの結婚式ではなくて
「私たちに必要なのか?」を考え、
何かを「やらない」と選択する
カップルが非常に増えています。

本質にこだわった『引き算』の思考

そうなった時、
ウエディングサービススタッフは
ゲストのために
あれもこれもと必死に与え続けて、
たくさんのコミュニケーションを取っても
それだけでは十分だと言えません。

「足し算」と「引き算」
どちらも意図を持って必要に応じて行動できる。

そんなサービススタッフが
今の結婚式では
求められているのではないでしょうか?


新婦様のご友人のスピーチの時、
新婦様のお母様は末席で
どんな思いで聞いているのでしょうか。

ケーキカットの時、
どんな思いを巡らせているでしょうか。

余興を控えているご友人の方は
どんな気持ちで出番を待ち
お過ごしになっているのでしょうか?


答えは分かりません。
お客様によっても違います。

進行やコーディネート、
お料理、音楽、サービスなどを介した
様々な角度から感じ取れる
心境の変化や、巡らせている思いを
高い感度で察知できているでしょうか。

あえて「止まって」「黙って」
求められた時に「そっと手を差し伸べる」。


人間は、「能動的」に動いたときの方が
そのシーンに対し、強く印象に残ります。

「主体的に本能で動ける場創り」をする。
やらされたものではなく、
やりたいと思えるかどうか。


美しい結婚式は、
サービスの「足し算」と「引き算」を
上手に掛け合わせ、
無意識レベルで感じ取ってもらえる、
動いてもらえる。そんな場創りが
必要となってきます。


◆2つ目は、しなやかさ(柔軟性)

言葉や人が持つ想い。
その、一つひとつの定義は
人によって異なります。

だからこそ、サービスマンが
「◯◯はこうだ!」という
「固定観念」や「先入観」を
持ってしまうと危険です。

軸や芯はもちろん必要ですが、
柔らかさ(しなやかさ)は必要です。


そもそも、結婚式やそれらを
構成するものは非常に抽象的なものです。

例えば
「感謝」「思いやり」「愛」
「アットホーム」「家族」

こういう言葉は結婚式の中で
よく使われるワードです。

Aさんの思う「感謝」のカタチ
Bさんの思う「感謝」のカタチ

Cさんの「家族」「親子」のカタチ
Dさんの「家族」「親子」のカタチ

果たしてすべて同じでしょうか?
どこかで無意識のうちに
「◯◯とはこういうもの」と
カテゴライズしていないでしょうか?

自分の価値観でカテゴライズせず
多様な形の存在を認め、理解する。

だからHACの研修では
あらゆる視点、あらゆるヒントを与え、
答えを教えずにしっかりと考察させるのです。


思考、言葉、行動に正解がないからこそ、
その場、そこにいる人、タイミングにあった
場の創り方が求められます。

それらが間違ったカタチで認識し、
お客様に不快感を与えてしまったり
伝えにくい環境にしてしまったら
よいサービスとは言えません。

ドリンクが少なくなっていたら
「追加のご注文を伺う」
基本的にはこう教わることが多いでしょう。

しかし動いている演出。
目の前のゲストの感情など
タイミングによってはそれが
正しくない場合もあるのが結婚式。

心地よい沈黙
その人が今、何を感じているか
どんな思い出を呼び起こしているか。

求められていることを想像して
意図・意思を持って、
とった行動にこそ、
お客様にとって価値がある
のです。



◆最後は、体現力(カタチにする力)

これは、設計を理解して、
結婚式を『カタチにして作り上げる力』です。

例えば、ケーキカット。

あるカップルは
「憧れだったし、友人や家族にも私たちの写真を沢山とって欲しいからやりたい」

別のカップルは
「ホントは恥ずかしいけど、結婚式らしい演出だからケーキカットをやろう」

この2組のケーキカットの創り方は
同じでしょうか?

新郎新婦様の想いや背景に合わせ、
司会のコメントの入れ方。
選曲や曲の入れ方。
サービススタッフの拍手。
「演出方法」は同じじゃないはずです。

プランナーが創った設計図を
サービススタッフが理解し、読み解き、
持っているスキルや感度を駆使して
結婚式のあらゆるシーンを演出し
場創りしていきます。

ただ、「進行表」という
紙切れ一枚のものを
そのまま遂行する
というのでは「体現」とは言いません。


そして、その体現力が発揮され、
演出に様々な効果が出るためには
「基礎的な現場力」があってこそなのです。


お客様は無意識のうちに
緊張感、不安感、不快感を
抱いていたりします。
それは空調や照明、音の大きさ、
サービススタッフの距離感や温度感。
あらゆるものから感じ取ります。

まずは、感情や想いを解放しやすい
「心地よい空間」を創れるかどうか。

その上で、
ウエディングプランナーから受けた
お2人の実現したいゴールを目指して。

細心の注意を払い、リスクをも察知し、
料理のタイミングや
距離感などを絶妙に
コントロールしながら進めていく。

「設計への理解」
「ゴールへの意識」
「高い現場力」

これらが揃ったものこそ
HACのクリエイターが求める
【体現力】なのです。


◆気づかせて伸ばす

《チカラ》というと、なにかの能力みたいで
難しく考えてしまうかもしれません。

しかし、
はじめから全部を十分に持っている人は、
存在しません。

だからこそ、丁寧に
研修や経験を積み重ねながら、
チカラを身につけていくのです。

HACの研修は、
【気づかせる】【考察する】ということに
重点をおいて進めています。

初回研修を終えただけでは
成長の感覚は薄いかもしれません。

しかし、HACが目指す
プロフェッショナルな
ウエディングサービス。
その目指すべき場所を
入社当初から事前に提示することで
成長を止めることはありません。

そして、進む先にどんな未来があるのか
どんな景色が見えるのか
ワクワクしながら進めることができます。

「研修での気づき」と「考えるチカラ」
そこに「現場での沢山の経験」が
積み重なり、
解像度が高くなれば高くなるほど
成長の速度や幅は、格段に大きく
なっていくと考えています。


私たちは、結婚式をより美しく、
そして、お客様の人生において
価値ある一日にするために。
メンバー全員が、全力で向き合っています。

そしてこれからも、
その姿勢を変えることなく
今まで以上に
ひたむきに強く、そしてしなやかに。
結婚式を創っていきます。


今回は、
【HACクリエイターとして身につけていくチカラ】

について、綴らせていただきました。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。




HACの活動内容

◆契約内容:ウェディングサービス業務請負
※一社のみ式場契約(現在の予定)
※フリーウェディングプランナー&プロデュース会社契約(1日1組様限定)

◆活動場所:
・式場契約 (東京、神奈川、埼玉、千葉)
・フリーウェディングプランナー&プロデュース会社契約
(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、
 長野(軽井沢)、静岡、山梨、岐阜、愛知)

◆対応可能スタッフ:
・サービスクリエイター
・キャプテン(エスコーター/パーティー責任)
・サービスリーダー(サービス、料飲責任)
・アテンダー(介添え業務)
※料金や契約内容など、
詳しくはHPをご覧ください。

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