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『H.A.Bノ冊子』第六号発行のオシラセ

2020年6月20日より、H.A.Bで本を買うともらえる『H.A.Bノ冊子』の第六号を発行します。

一号から24p(表1~4含む)→48p→52p→56p→2冊組・合計80pときまして、今回は64Pです。

まず初めにとても重要なオシラセです。本誌で「パリと本屋さん」を連載中の山口文子さんが、パリュスあや子名義にて、第14回小説現代長編新人賞を受賞されました。

たいへんにすばらしいことです。すばらしい。全文掲載号の「小説現代2020/5月号」は6/22まで店頭で購入することができます。また本作は2020夏に単行本の発売も決定しています。

女性・移民・貧困といった重層的なテーマを、三人の女性の「普通の」日常から描き出しつつ、地球外からの「惑星難民」が公式に人の姿をコピーして暮らしている、という伏線一つが作品をグッと引き締めるエンターテインメントです。

みなさま、こぞって買いに走ってください。


さて、話を戻しまして、「H.A.Bノ冊子」は今回も本をご購入いただいたかたに差し上げていきます。
制作費用の関係で紙は通常の上質紙になっちゃったんですが、特典冊子っぽさは格段に上がっています。

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注目の目次がこちら。

柿内正午
「本から始まる」 柿内正午のcalm life から始まる
山口文子
「パリと本屋さん」 ストライキとアート
友田とん
「本屋にいく」 丘を越えて
雅子ユウ
「本屋の本の本」 『ものがたり・東京堂史』(田中治男、東京出版販売株式会社)
笠井瑠美子
「製本する人々」
小野寺伝助
「続・クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書」
 『テヘランでロリータを読む』(アーザル・ナフィーシー著、市川恵里訳、みすず書房)
青木真兵・海青子
「山學日誌」 2020/1〜2020/4


以上となっております。

五号から始まった新連載二本を含め、合計7作品。相変わらずちょっとした文庫本くらいの文字数を維持しています。
繰り返しますが、本を買えば最新号は無料です。

こちらは、web販売のおまけは
2020年6月20日(土)ご注文分より切り替わります。
ただし、事前のご注文分でもコメントにて六号希望の旨を明示いただければ、そちらを付けてお送りします。

またそれと同時に『H.A.Bノ冊子』第五号の配布は終了し、販売に切り替わります。五号は一周年記念特別号は、ただでさえ高い原価のかかり方が頭ひとつ抜けているため、既刊より50円高い、350円(税抜)です。

お店情報はこちら


Web販売はこちらです。


お楽しみください!


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