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「H.A.Bノ冊子」第八号刊行のオシラセ
2021年1月16日より、H.A.Bで本を買うともらえる『H.A.Bノ冊子』の第八号を発行します。
当冊子は、「H.A.Bookstore」にて本をご購入いただいたかたのみに差し上げている特典冊子です。
最新号は本(および雑貨)の購入のみでしか手に入らず、バックナンバー(1〜7)になると頒価で販売を開始するというしくみです。
注目の目次がこちら。
柿内正午
「本から始まる」 藤本タツキの『クイーンズ・ギャンビット』から始まる
友田とん
「本屋にいく」 付録を探す
雅子ユウ
「本屋の本の本」 『大海原ーーさらなる発展にむけて』(藤野邦夫、株式会社太洋社)
笠井瑠美子
「製本する人々」
小野寺伝助
「続・クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書」
『急に具合が悪くなる』(宮野真生子・磯野真穂著、晶文社)
山口文子
「パリと本屋さん」 コンフィヌモンと哲学
青木真兵・海青子
「山學日誌」 2020/7〜2020/11 (9/1〜はwebにて閲覧可)
だいぶ巻号も進んできましたので、ちょっと執筆者の著作のご紹介を。
柿内正午さん
『プルーストを読む生活』をZINEにて、そして21年1月に弊店から合本版にて刊行。
当冊子では、「本の引用から始まる」というルールで新連載を執筆して頂いています。
友田とんさん
『『百年の孤独』を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する(1)(2)』といった著作で、独特の実践と思考の脱線から、他にない創作物を生み出している友田さん。当冊子の連載は「どこかで本屋に行く描写がある」というルールのエッセイです。
雅子ユウさん
とりあえず昭和〜平成前半くらいに刊行された「本屋の本」を偏愛する著者による「本屋の本」書評。ISBNがない(導入前)本の書評多め。
笠井瑠美子さん
自身の著作『日日是製本』より、「製本する人々」を冊子に出張連載。人や物事に対する視線というか、こういうところを大事にする人はとても良いなぁ、と思えるエッセイ。
小野寺伝助さん
ロングセラー『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』。本連載はその続編です。
主宰イベントから生まれた「SAMIZDAT SKOOL ZINE vol.1」(しいねはるかさん、カナイフユキさん寄稿)も。
山口文子さん
パリ在住の山口さんに、パリの様子と本屋を絡めて語っていただく連載。昨年(2020年)に「パリュスあや子」名義にて第十四回小説現代長編新人賞を受賞されました!
青木真兵さん、海青子さん
奈良の東吉野村で自宅を開いた私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営するお二人。機関誌『ルッチャ』(品切)、来館者がルチャ・リブロの蔵書を紹介した書評集『りぶろれびゅう』などのZINEとともに、2020年には当連載+書き下ろしをまとめた日記本『山學ノオト』を刊行。
以上。豪華! 今回もとても読み応えあり楽しい冊子です。どうぞ。
「H.A.Bノ冊子」バックナンバーはこちら。