H.A.Bノメルマガみたいなもの『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2』(代わりに読む人)
当記事はH.A.Bが取次の新刊を案内する際に使用した文面をそのまま掲載しているものです。仕入れご希望の方は本文内の注文方法から。通常の購入をご希望の方は末尾にある注文サイトからご購入ください。
HAB)新刊のご案内(友田とん『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2』(代わりに読む人)
お世話になっております。H.A.Bookstoreの松井です。
取次扱いにて新刊刊行がございますので、ご案内をお送りいたします。
(11月24日頃発送予定・取次経由12月上旬発売)
処女作『『百年の孤独』を代わりに読む』で読書界の話題をかっさらった友田とん。前作、『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』から一年半、待望の第二弾の登場です。
友田とん『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック』(代わりに読む人)
(ご注文)
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ーーーーー(ご案内)ーーーーー
『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック』
著者:友田とん
出版者:代わりに読む人
ISBN:978-4-9910743-2-5
Cコード:C0295
定価:1,500円+税
新書版、カラー94P
配送日:2020年11月24日(直取引)
取次経由は12月上旬予定
【販売条件】
買切:70%/委託:80%
*取次番線での注文も可能です。
(代わりに読む人:直取引)
買切:65%、委託:75%
問い合わせ先:https://www.kawariniyomuhito.com/paris-tokyo2.html
出版社との直取引もございます。HABの本は同時に発注できません(振込先も異なります)が、こちらは少し掛け率が低いです。ご事情に合わせて便利な方をご検討ください。
フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。
荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。
日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。
目次
第一章 ノートルダム
第二章 ガイドブックを買い集める日々
第三章 セブンイレブン
第四章 餃子を食べに行こうとして
第五章 ノートルダム再び
第六章 読めないガイドブック
第七章 準備体操はできた
わからないことを、安易に“わかろうせず”、ひたすら取り止めもない思考(村上春樹のパン屋再襲撃が現代のコンビニなら…)や、実験の繰り返し(あの古本屋で買った雑誌の切り抜き跡にはなにが書かれていたのか知るために大宅壮一文庫へ向かうと…)は、効率的に生きられない(生きたくない)私たちの日々を、いつもと違う側面から浮かび上がらせてくれるようです。
僕は友田とんを「日本のトーマス・トウェイツ」だと勝手に思っている。
ゼロからトースターを作る。
『百年の孤独』を代わりに読む。
人間をお休みしてヤギになる。
パリのガイドブックで東京の街を闊歩する。
ナンセンスな思いつきを、律儀にルール化して自分自身に課し、そのルールに忠実であろうと全力を尽くし、ときには逸脱し、逸脱してしまったうしろめたさを紛らわすために屁理屈をこね、ルールは絶対じゃないと自分を正当化する、しかしそもそもルールの出自自体がナンセンスなのだから、本人が真面目であればあるほど冗談が過ぎていく。
スタートからまちがえてしまった真面目さは、滑稽であると同時にどこか感動的だ。スタートがナンセンスであったばっかりに、どんどんと冗談になっていく。
ーー柿内正午『プルーストを読む生活1』(零貨店アカミミ)より抜粋
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以上です。
カタリココ文庫→山學ノオト→ののの、と立て続けにご案内しておりましたが既刊などと合わせてご注文いただけることもあり、ありがたいです。
今回は大ファンでもある友田さんの新刊なのでテンションを上げてしまいました…。先に読ませていただきましたが、ページ増と価格増に見合う出来栄えです。
ご検討どうぞよろしくお願いいたします。
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