可能性しかない若さの背中を押したい。
昨晩、自分にとって新たな試みがスタートしました。
それが、
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学生アスリートキャリア開発プログラム
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というプロジェクトです。
このプログラムは、筑波大学アスレティックデパートメント(AD)様と共同で行うプロジェクトで、
将来トレーナーやコーチとして仕事をしていきたい(起業したい)学生や、トレーナー・コーチのスキルを生かして社会で活躍していきたい学生に向けて、
実践的な『専門力(知識と技術)』『ビジネス力(経営・マネジメント)』『社会性(コミュニケーション力)』を習得して、
将来の健康・スポーツ業界の第一線で活躍できる人材を目指すという目的でスタートしました。
川谷も志半ばの人間ですが、大学院在学中にパーソナルトレーナーとして独立し、研究と現場を行き来しながらスタジオを開業したり、運動初心者からオリンピック選手になるアスリートまで指導に携わせていただいたり、
学生のうちからありがたいことに様々な経験をさせていただきました。
そこから現在は法人化し、つくばでスタジオ【マンマビレッジ】を運営しながら、県内外のクライアントさんのダイエットや健康作り、そして学生アスリートのパフォーマンスアップ指導をメインに活動しております。
そこまでの道のりで、自分が最も苦労したのが、学びと経験の場の確保でした。
それも、セミナーや専門書の話ではない、実践的なリアルの場です。
川谷が学生時代トレーナーを目指し始めた当初、部活をやりながら現場経験を積むのはなかなかできませんでした(でも途中で部活を止めることはしたくなかった)。
フィットネスクラブでアルバイトの経験はしましたが、基本的にはマシンの清掃やお客さんの入会手続きの対応で、実践という実践ができたわけではありません。
大学を卒業して、つくばで独立を志した当初も、パーソナルトレーナーを契約してくれるジムや施設は皆無でした。
でもどうしても自分は地元である茨城で、発展する未来の可能性があるつくばで、トレーナーをやっていきたいという想いがあったので、
週2回東京に往復3時間かけて通ってインターン修行をして、独学で集客を学びながらお1人お1人自力でクライアントさんを獲得してきました(当初のセッション料金は1回500円)。
そんなこんなでしてきた様々な経験とそこで培った教訓を基に、これからの未来と想いのある若者に還元していきたい。
自分が学生だったとき、こんな学びと実践の場があったら良かったのに。そう思える何かを生み出したい、という川谷のわがままからこのプログラムは生まれました。
ありがたいことに、第1期となる今回は志高き筑波の大学生・大学院生4人が参加してくれることになりました。
彼らには、それぞれ目指している夢があり未来があります。
『パフォーマンスコーチとして実績を出して野球コーチ界を変えたい』
『人の目標達成やブライダルの現場でコーチングを通して関わりたい』
『幼児体育の現場で子供向けの体操教室を開きたい』
『教員としてハンドボールに関わりハンドボールをもっと普及させたい』
そんな想い語ってくれる彼らの輝く目を見ていると、自分自身のあの頃を思い出すと同時に、彼らの夢に向かう背中を押して上げたいという自分の中での想いが強くなっていくのを感じました。
自分は、十数年指導経験があるベテラントレーナーさんや、年収1000万以上を稼ぐようなカリスマトレーナーさんと比べたら、こんな人を育てる立場になれる人間ではまだまだないかもしれません。
ですが、これから未来を追いかける彼らが、これから経験するであろう様々な苦労や困難を、他の誰よりも新鮮味を持って寄り添い、共に悩み、共に乗り越える術を考えながら背中を押すことができるのは、
直近でそれらを経験してきた"今の自分"だからこそできることなんじゃないかと思っています。
彼らのメンターになるというよりかは、彼らと同じ目線で課題に取り組み、伴走していけるコーチとして、彼らの夢を応援していきたいと思います。
身と気を引き締めて、全力でやります!
筑波大学ADの皆様も、このような機会を与えてくださり本当に感謝致します。
学生アスリートの社会貢献を目指して、Go Owls!!(筑波大AD部活の掛け声です)
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