【📚ナマケモノの読書習慣50冊目　　勉強がしたくてたまらなくなる本📚】

「勉強がしたくてたまらなくなる本」
著　廣政　愁一

★★【この本を一言で】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

勉強がしたくてたまらなくなる方法を学ぶことが成績アップのポイント‼️☺️

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記念すべき50冊目となる本日は、廣政　愁一さんの著書「 勉強がしたくてたまらなくなる本」です😊

教育業界で働いている身としては、「どうすれば生徒が勉強しやすくなるのか」というのは永遠のテーマです。
 
そのヒントを探しているとき、偶然見つけたのが本書となっております。
 
かなり攻めたタイトルのため、とても興味深く拝読したのですが、
 
『私が全科目にわたって成績を上げることができたのには、もちろん理由があります。
それは生徒に「勉強がしたくてたまらなくなる」方法を教えていたからです』
 
と本文で記載されているのを見た時に、より一層読み進めるのが楽しみになりました。
 
今回はそんな廣政さんの著書から３つの文章を厳選し、抜粋しました💪🏾
 
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愚図は一生直らない。でも、仕掛けがあれば、愚図は手なずけられる。
 
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「いきなりなんや！」と思われた方もいらっしゃるかもしれません（笑）
 
もし、「勉強をするうえで最も大切なものは何ですか？」と質問されたとき、皆さんなら何を思い浮かべますか？
 
もちろん、答えは一つではありませんし、それぞれの答えが正解だと思いますが、
 
本書では、『勉強量をこなすための「やる気」と「継続力」』と紹介されていました。
 
なぜなら、勉強はやった分だけ伸びるというのが原則となっており、
 
もちろん質も大切ですが、それ以上にどれだけの量をこなしたかがものを言います。
 
量をこなすためには先に紹介した「やる気」と「継続力」が重要になり、
 
そのためにも勉強に対しての嫌な気持ち、面倒な気持ちを取り除き、
 
ラクに、楽しく続けられる方法を身に着けることが大切だと、本書では紹介されていました。
 

では、どうすればそのように考えられるのか・・・
 
まずは「自分が愚図であることを認めなさい」と紹介されていました。
 
正直、面倒くさいことはやりたくないという気持ちになってしまうのは、人間であれば当然です。
 
だからこそ、まずは愚図である自分を認め、
 
認めるからこそ「それならどうする？」という対策を考える事ができるようになります。
 
そして、「どうする？」の部分で重要になる考え方が・・・
 
私の大好きな『習慣化』です。
 
本書では習慣化の説明として、
 
「もともと自分の生活には存在しない行動を繰り返し行うことで、その行動が徐々に生活の中に固定されていくこと」
 
と紹介されていたのですが、習慣化が出来てしまえば、どんなことでも「面倒くさい」と感じることなく続けることが出来るようになります
 

まとめると、
 
自分が愚図なことを認める　⇒　どうすれば続くかを考えてみる　⇒　習慣化の方法を学ぶ
 
という流れが、勉強をするポイントになるという事です
 
まずはこのマインド面が前提となります

 
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ものを捨てるだけで勉強がしたくなる。
 
筆箱がパンパンな子は、たいてい成績が悪い。
 
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本書曰く、ものを捨て、パンパンな筆箱をスマートにすることで勉強が出来るようになるという事でした
 
「ん？どういうこと？」と思われる方もいらっしゃると思うので、詳細を説明させていただくと、
 
筆箱の中のいらないものを徹底的に減らすと、何が残るでしょうか？
 
当然、「絶対に必要なもの」と「お気に入りのもの」が残ります。
 
本書曰く、このように自分のお気に入りのものばかりになった筆箱のおかげで、
 
気持ちよく、また無駄なものが無い分効率よく勉強ができると紹介されていました。
 
確かに、行動するときに自分のお気に入りのものを準備すると行動しやすくなる、というテクニックがあり、
 
例えばランニングを習慣にしようとするとき、お気に入りのランニングウェアを準備することで、
 
走るのが楽しみになるというものがあります。
 
この例が勉強にも当てはまり、勉強したくなるためには勉強道具をお気に入りのものばかりにする、
 
という事でした。
 
 
また、本書では勉強の場所についても記されており、
 
学校や図書館など、勉強に適した場所は基本的にシンプルな場所が多いです。
 
このことからも、「必要ないものは捨て、目に見えるものを減らし、シンプルにする」ことが、
 
勉強がしたくなる環境を作る際の第一歩となります。
 
勉強以外でもそうかもしれませんが、
 
余計なものを全て省き、大切なことだけに集中するというエッセンシャルな考えが、
 
勉強を楽しくするポイントにも使えるという事でした。
 
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「しなければならない」と思ったとき
 
「しなければならない」と思った行動を、すべて「ぶん投げる（やめてしまう）」ことを決意しましょう。
 
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最後は「勉強しなければならない」と思った時の対処方です。
 
本書曰く、そうなった時は『ぶん投げたら良い』という事でした（笑）
 
どういう事かと言うと、
 
例えば、「資格試験の勉強をしなければならない」と思ったとします。
 
そんな時は、やめてしまえば良く、いや、やめてしまえば良いという生易しい表現ではなく、やってはいけない、
must notということで、
 
資格試験のテキストは半分に破って捨ててしまえばよい、と紹介されていました
 
おいおい、本当にそんなことしていいのか・・・と本書を読みながら思っていたのですが、
 
これにはもちろん理由があり、
 
本当にビリビリにやぶれるのであれば、自分にとって必要のない事であるため、
 
短い人生で余計な事をしている時間はもったいないので、すぐにやめても良いという事でした。
 

しかし、そう言われて考えてみると・・・本当は資格試験には受かりたいし、
 
資格を取ってキャリアアップしたいという気持ちの方が、勉強をしたくないという気持ちよりに強い事に気付いた時は、
 
『資格試験の勉強を絶対にしたい』と思っている証拠になります
 
本書曰く、このような状況は、
 
『「絶対にしたいこと」を「いやいやながらする」癖がついているだけ』と紹介されていました。
 
確かに、どんな行動でも最初は「やりたい！」という気持ちから始めることがほとんどだと思いますが、
 
それを継続していくうちにどうしても「面倒くさい」という気持ちが出てきて、
 
やりたい気持ちが薄れていってしまうと思います。
 
だからこそ、まずはぶん投げて、最初の気持ちを思い出せるかどうかを確認することが大切になるという解釈をしました
 
私も「面倒くさいなぁ」と思った時、
 
「やめても良いけど、一生それを出来なくなっても良い？」と極端な質問を自分自身にしてみようと思います。
 
 
 
今回は以上です😊
 
素晴らしい著書で出会えたこと、執筆してくださった廣政さんに本当に感謝です😍