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[UDWORK2025]健康を諦めない「寄り添い型ウェルネスサービス」を実現する新たな挑戦

私は病院やクリニックで働いている中で、健康が生活や人生おけるあまりに大きい影響を見てきました。多くの方が絶望をしてしまい、暗闇の中にいます。医療者の常識の一つは「それは仕方ない」と、受け入れを促す声かけをすることが一般的です。

その中で多くの方が諦め、暗闇の中で止まった時間を過ごす方がとても多くいます。一方で、過酷な状況でも光を信じて、立ち向かおうと行動する方もいます。諦めないことがとても大切であり、健康に向かうことは続けていくことが大切だと思います。なぜなら、説明には根拠がなく、諦める必要性がそもそもありません

そして1%でも光があるならそれを目指していく。そのような方々を1人でも増やし、挫けそうな時に、しっかりと伴走できる存在であることを目指しています。

今回は我々が事業を行い、世の中に伝えたい価値についてお話をさせていただきます。


健康の重要性と「諦め」を生みだす社会構造への疑問

現代において「健康」であることが、人生に与える影響は計り知れません。朝目覚めたときに感じる身体の軽さや、未来に対する希望は、健康状態に大きく依存しています。健康であることは、自分だけでなく家族や周囲の人々にまでポジティブな影響を与えます。反対に、健康を損なった状態が続くと、日常の中に喜びや希望を見いだせなくなり、心が閉ざされてしまうこともあります。

一方で、「もう年だから」「私の体は弱いから仕方がない」という言葉を耳にすることが少なくありません。こうした言葉は、人々が挑戦する意欲を奪い、健康を取り戻す努力を阻む「呪いの言葉」となってしまいます。しかし、私たちはその「呪い」を解き、「挑戦」を通じて可能性を追求する力を全ての人に届けたいと考えています。




諦めの呪いを打ち破る

私たちが普段の生活や医療現場で目にする場面では、「年齢だから仕方がない」「治らないのが当然」といった言葉が日常的に語られています。例えば、膝の痛みについて医師に相談すると、「年齢のせいだから仕方ない」という説明を受けることが多いでしょう。しかし、それが本当に正しいのでしょうか?

例えば「障害受容」という言葉があります。リハビリを辞めたくない方は障害需要ができていないと評価をされます。そしてサービスが打ち切られます。これはあくまで医療者側の視点です。制度上のルールを納得してもらうための説明であり、重みはありません。

もし、リハビリが医療保険制度上で受けられないのであれば、サービスとして形作ることを許容すればいいだけの話です。(現在は法制度上、理学療法士等は名乗ることができません)。人生を諦めたくない全ての方が手にしたサービスの種類が増えるほど、QOLは豊かになり、幸福度は上がるはずです。

皆さんは、このような諦めの呪いを、知らず知らずのうちに、かけられています。

確かに、加齢による体の変化は避けられません。しかし、それがすべての痛みや不調の原因であり、改善の余地が全くないとは限りません。事実、90歳や100歳で健康的に過ごしている方々がいます。ここにこれまでの常識を破壊するヒントがあり、世の中に存在しています。

これらの人々が健康を維持している背景には、正しい知識と適切なケアがあります。時代背景や社会状況にマッチした適時適切なテクニックがあります。

私たちUDワークは、「諦めなくていい」という事実を多くの人に伝えたいと考えています。年齢や体力に関係なく、可能性は常に存在します。小さな可能性を大きな成果に変えるための方法を、私たちは一緒に探し続けます。
暗闇の中に一筋の光さえあれば、人間は行動することができ、行動すれば切り拓けるからです。私たちはそのような方々を数多く見てきて、教えられてきます。その想いをより多くの方に受け継いでいきたいと思っています。




健康維持の鍵は効率化

少しロジカルな話をしていきましょう。
人間の体の本質に立ち返ります。自然界の人間というものを知ることが重要です。人間の体は、大人になると省エネルギーを追求する仕組みを備えています。使われない筋肉や関節は次第に衰えていき、足首股関節の機能が低下することが多く見られます。これは効率化の一環ですが、使われない部分が衰えることで、新たな不調や痛みを引き起こす原因にもなります。

しかし、適切なケアを行い、体の弱点を補うことで、この状況を改善することができます。特に歩行や姿勢、日常生活の動作に注目し、効率的に体を使う方法を取り入れることで、健康状態を向上させることが可能です。

このような人間の機能の本質を読み解き、本来のあり方に近づける。そしてリスクがあるなら、それを事前に対策をしていく。私たちは、一人ひとりに適したケアを提供し、効率化による「弱点」を克服するサポートを行います。この方法がUDワーク流のアンチエイジングであり、理論に基づくアプローチを現代流にアレンジでしてお届けをしていきます。




挑戦が生む可能性

健康を維持し、改善するためには「挑戦する意志」が不可欠です。多くの人が、健康を諦め、専門家やサービスに頼ることすらせず、自己判断で限界を設定してしまいます。しかし、私たちは全ての人に対して、「挑戦する価値がある」ことを伝えたいと考えています。

では、挑戦を生むためには何が重要でしょうか?それは心のエネルギーです。これはガラス細工のように繊細です。

諦めの言葉は、この大切なエネルギーを破壊します。

ある日、不調で何もできなくなった時、焦って、右肩上がりに改善しようと努力します。しかしその多くはうまくいきません。

そのような相談がとても多くあります。
立ち仕事をしていたが、膝に痛みが出て仕事が困難になった。調べてみると、足にクセが出ているので、正しい位置に戻すことが大切であり、筋力強化が必要である。筋力強化を重点的に頑張っていた。しかし、やってもやっても解決しない。それどころか、やればやるほど悪化する

このような相談です。そして、自分で選択をした内容で悪化をしてしまった事実を知った方は、心のエネルギーが尽きてしまいます。立ち直れなくなる状況です。

痛みのある方は似たような経験をしているのではないでしょうか?
かつての私も同じような悩みを抱えていました。それは、相談に乗ることができていれば、解決できていた内容です。きちんとアセスメントをし、リスクと原因を分析し、正しいロードマップを提示する。それだけでいいのです。

心のエネルギーを保ち、諦めないための行動をし続けることが重要です。

コインの表と裏のように、現状がどれほど望ましくないものであっても、一つのきっかけで、逆転する可能性は常に存在します。その可能性を信じて挑戦し続けることで、健康への道は切り開かれます。私たちは、その「挑戦」をサポートし、人生を変えるお手伝いをしたいと考えています。




リハビリテーションの再定義

これまでのリハビリテーションは、病気や障害を抱えた人を対象としたサービスとして提供されてきました。しかし、これからの時代は、病気になる前から健康を守るための「予防」と「教育」が不可欠です。

現行のシステムでは、病気になってからの対応が主流であり、事後対応に偏っています。しかし、健康問題に対する事後対応だけでは、真の健康を実現することは難しいと言えます。若い頃から正しい知識を学び、健康を守るためのスキルを身につけることで、病気や障害のリスクを大幅に減らすことができます。

現在はもっとやらなければならないことは数多くあります。
そして、もっとやりようは数多くあります。

一人一人の声に耳を傾けること。そこが全ての出発点です。


私たちは、病気になる前も後も一人ひとりの健康を守るために、デジタル技術や専属コーチの仕組みを活用した新たな健康支援サービスを提供しています。この仕組みは、個々のニーズに応じたパーソナライズドケアを提供し、健康の自己管理=セルフナビゲーションと名付けた健康維持に必要な知識や技術を普及させることを目的としています。

私が病院時代に教えられてきたことで、リハビリテーションの原点であり、追求してきたこと。
それは、
「適時適切のリハビリテーション」
「シームレスなリハビリテーションマネジメント」です。

今の専門的な医療サービスであるリハビリテーションは、制度の関係もあり、縦割りです。連携の整合性もとれていないことが多々あります。

その弊害として、適切なタイミングを逃し、適切な内容を選ぶセラピストに出会えない。だから、よくなるべき可能性を逃していることが世の中の事実です。

そして、これを解決するためには、シームレスはマネジメントがあることで、多くのシナジーを産むことができます。

かつて、小規模多機能型有床クリニックに所属して、マネジャーをしていました。ここでは急変した方を入院で早期に治療を行い、そこで関わった医師、看護師、介護士、セラピスト、ソーシャルワーカー、ケアマネジャーがそのまま、自宅でも担当になっていきます。

この枠組みでは、食事が食べれず、胃瘻を選択せざるを得なかったおばあさんが、在宅復帰し、煎餅が食べれるまでになりました。食べさせてあげたいと思う娘さんの想いを汲み取り、チーム医療により夢を実現してきました。

さらに保険の枠を外していけば、さらに可能性は拡がると感じており、世の中に価値提供を模索していき、地域の方々と共創を目指しています。



健康支援の新たな枠組み 「Future Ageing」

2025年、私たちUDワークは「健康を軸とした新たな価値創造」をテーマに、「Future Ageing〜未来をデザインする健康戦略〜」というコンセプトを打ちたて、以下の取り組みを進めていきます。

  1. 働く世代の痛みゼロ&リタイアウェルネス
    仕事に応じた体の辛さを解決するセルフケアの伝達とセカンドキャリアに向かう上での健康リスク管理を身につけます。

  2. ケアする人をケアするキャンペーン
    若い世代から高齢者まで、すべての人が学べる健康支援プログラムを提供し、病気や障害を未然に防ぐ文化を広げます。特に不調になりやすい介護者支援に力を入れます。

  3. 身近な専門家サービス「ポケリハ」
    健康課題を克服した人々がプロフェッショナルとして活躍し、次世代へと知識と経験を共有する仕組みを作ります。「よりそい」をテーマにした緩やかなオンラインリハビリサービス。

  4. 未来型ウェルネス・アカデミー
    オンラインコーチングやデジタルツールを活用し、場所や時間に縛られないサポートを提供します。支援者育成や健康経営などを行いたい方向けのコーチ育成講座を行います。



まず我々が率先して
未来への挑戦をし続けていきます!

健康を守るための挑戦は、時に困難で挫折を伴います。しかし、諦めずに挑戦し続けることで、可能性は無限に広がります。私たちUDワークは、全ての人が健康で豊かな人生を送れるよう、最善のサポートを提供し続けます。

2025年、私たちと共に新たな健康支援の未来を切り開きましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年2月1日

株式会社UDワーク
代表取締役 前田亮一

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