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【シニアライフ】あと15年をどう生きる?

ラジオで聴く訃報が、だんだんと自分のことに思えてきた。時に、自分より若い方が亡くなったという知らせも入るようになった。

そんな時、無意識に自分ももうすぐなんだなと、心の中でつぶやいている。


それは、今日まで生きてきたことへの感謝を育み

明日終わるかもしれない人生への覚悟を生む


日本人男性の平均寿命は80年ほど。還暦を迎えて残りの健康寿命は15年くらいだろう。とりあえず、100歳までの老後資金計画は作った。これだけで、差し当たっての経済的な不安はかなり払拭された。無限にお金を貯めなければという強迫観念から解放された。

次は、どう生きるかだ。

  • バイクはいつまで乗れるのだろうか?

  • 車や電車で温泉に行けるのはあと何年?

  • 本が読めるのは何歳まで?

  • 映画館で泣けるのはいつまでだろう?

  • 家のシアターでアニメを観て楽しいと感じられるのは?

こうやってあげてみると、あと15年は結構楽しめそうな気がしてくる。海外旅行もあと1回くらいはしてみたいな。ついこの間、フォト婚というのをやってみたが、若返ったような感じがして本当に楽しかった。パートナーがひとりいるだけで、人生の楽しみ方に幅が出るらしい。ひとりも良いけれど、ふたりもまた良し。

自分の歩んできた道には100%満足している。少しぼんやりした頭のおかげで、以前ほど後悔しなくなり、楽しい思い出だけが思い出されるからだ。これからの15年間、いやガンが見つかれば1年もないのかもしれないのだから、失敗しても気にせずに、やりたいことをやったらいいんだよね。


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