【相続/争族】他の弁護士事務所を探す ④【Amazonアソシエイト審査中】
前回、ある弁護士事務所へ行き相続と今後の流れについて話を伺ってきました。
相続協議に際して、必要最低限の書類を揃えなければならないー
さて、どうしたらいいのだろうか?
その書類集めをしてくれるような弁護士事務所はないだろうか?と、スマホを片手に検索し始めました。
どうにか、その検索にヒットした弁護士事務所がありました!
a.大手弁護士事務所へ問い合わせ
インターネット検索によって「相続関係調査」という戸籍収集・関係図作成・財産目録作成など、相続紛争サポートを行う弁護士事務所に伺いました。
「費用+実費」はかかるものの、手間や時間、労力を考慮したら、”もう、やるしかない”状況です。
このまま、長男や弟に託すには信用に値しない、それは葬儀時の不穏な動きから”父亡き、今後”については相談はできないと悟りました。
早速、この弁護士事務所へお伺いしました。
b.弁護士との相談
インターネット検索をし、予約した当日です。
カンファレンスブースに通され、担当弁護士となる女性弁護士が入ってきました。女性弁護士に対し、これまでのいきさつを記載した書面や戸籍謄本を開示して説明をしました。
早速、「相続関係調査相続紛争サポート」という委任契約を交わし、弁護士の職権で各関係役所・金融機関からの情報開示と口座凍結を行ってもらいます。費用は、5万円+実費でした。
金融機関は、死亡日の残高証明書以外に出入金明細を過去5年分を依頼しました。
理由は、死亡日と口座凍結日まではタイムラグが発生します。
死亡日の銀行口座残高金だけでは凍結日までのおカネの出入金の記載がありません。
その間、実家を占有している長男や弟が父の銀行口座からお金を引きだしている可能性は否めません。
この「相続関係調査」書類が出揃うまでに約3週間かかりました。
c.相続関係調査から見えてきたもの
父の戸籍謄本等の証明書を通じ、弁護士事務所で作成してもらった
「関係図」を見てみると、父には生存する兄弟以外の他に、弟が2人がいたようでした。
2人は幼少期に亡くなっています。この事実は私は全く知りませんでした。
他、父を除く生存者は4人でした。(他2人は既に死亡)
他には、母以外の婚歴もなく、嫡出子や非嫡出子、婚外子の存在もないので、相続人は私を含めた長男、弟の3人が確定しました。
金融機関は、残高証明書とその日までの出入金明細を照合し、お金の流れを確認しました。
父は入院する直前まで生活費全般、お金の管理は自分で行っていたようでした。
案の定、長男が父が亡くなった日から銀行口座凍結するまでの間、連日ATMから一日の限度額50万円を引きだした形跡がありました。
また、父が入院した後のお金の出金についても不自然な所がありました。
固定資産税評価証明書で、自宅と土地、田畑の不動産評価額を確認しました。
最後に、金融機関での残高証明書、固定資産税評価証明書に記載された金額を合算した結果、相続税の対象にならないことの確認ができました。
これら書類をもって、「相続協議」を行うのですが、父の入院以降や葬儀時の長男の私に対する行動や対応、さらに無断でATMから現金の持ち出し行為が判明したことを考慮すると、きょうだい間の相続協議を話し合うことは困難だと感じました。
そして何よりも、「長男はキレやすく暴力的な行動に出る性格かつ、建設的な話し合いできない」相手だからです。
さらに言えば、自分の意思通りに物事がすすまないと相手に大声で怒鳴り倒し、暴力を奮ってでも押し通すのです。その相手が自分のきょうだいとなれば、協議(話し合い)は難航が予想されます。
もう、この長男を抑止する父はいません。暴挙に出るのみです。
よって、今後の相続手続きについて戦略を考える必要があると判断しました。
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