【3歳の頃(後半)】自閉症と重度知的障害をもつタケルの幼少期

▼ 3歳6か月
家では相変わらずタケルのイヤイヤ期が続いていて、怒ると壁をドンドン叩いたりする事はありましたが、2歳年下の弟に手を出す事は1度もありませんでした。

それどころか、これくらいの時期からお兄ちゃんらしさが芽生え、弟が高速ハイハイでどこかへ行こうとすると、タケルが走って弟と並走し、弟の安全を確認してくれたり、弟の頭を撫でてくれることもありました。

本当に優しい子です。

タケルのボールの投げ方はいびつです。

手首だけで投げるので、どこに飛ぶか予想ができません。

6歳になった今でも、投げ方はこのままです。


▼ 3歳7か月
ご多忙にもれず、タケルもこういう乗り物は大好き。

しかし自転車同様、足でボタン(スイッチ)を踏みながらハンドル操作はまだ難しかったみたいです。

「足で踏むんだよ」とやって見せても、これを踏んだら進むと言う理解は無いので、結局は足もハンドルもパパ任せ。

でも運転をやりたい気持ちはあるみたいで、常にハンドルを右に切っていました。


▼ 3歳9か月
どういうわけか、タケルはとてもモテます。

公園に行くと、知らない子から気に入られてお菓子をもらったり、いっぱい話しかけられることが何度もあります。

タケルは完全スルー状態にもかかわらず、保育園でも、年上のお友達(男女問わず)から「タケちゃん大好き!」と言われてぎゅっとハグされたり。

タケルは話すどころか目も合わせず、一緒に遊ぶこともないのに…。

不思議な魅力を持った子です。



▼ 3歳10か月
タケル画伯の絵です。

気づいたら壁にクレヨンで描いていました。

おかげで我が家の壁や床はアートでいっぱい(笑)

まだ四角や直線など、丸以外の形は書けませんが、色はこんなに使えます。

このダンスは当時のタケルがはまっていた、ミッキーマウスクラブハウスで出てきたダンスの真似です。

この頃から単語もたくさん出てくるようになり、red, orange, yellow, green, blue, purple と手を叩きながら歌う姿も頻繁に見られるようになりました。



▼ 3歳11か月
動画の様に、歌いながらの手遊びも出来るように。

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