44. PADI AWAREについて〜世界の海洋保護活動〜
みなさんこんにちは。
前回の記事に書いた通り、今回から海洋ごみの清掃に参加している活動について書いていこうと思ったのですが、改めてPADI AWAREについてみなさんに更に知って欲しいと思い、今回は更に詳しく書いていこうと思います。
そもそも「プロジェクト AWARE財団」は、海洋保護に向けての試みを、1989年にPADIから始まる環境倫理のプロジェクトから始まりました。 Project A.W.A.R.Eの設立目的は、水域環境を保護することの重要性と責任を世界に伝えることでした。
そして、1992年、「プロジェクト AWARE」として、ダイビング・コミュニティからの多大な支援により、Prject AWARE Foundationは、米国で独立した501(c)3非営利団体として登録され、1999年に英国で慈善事業団体を設立、2002年にオーストラリアで正式な非営利団体の地位を得ました。
2021年、「PADI AWARE Foundation (PADI AWARE 財団)」がPADIの公式団体として設立され、30年にわたるパートナーシップがさらに強化されました。 PADI Torchbearerコミュニティの活動を支援し、AWAREミッションを推進することにより、世界の海洋保護を目的としたローカル・アクションを促進することに取り組んでいます。
また、会社と財団という二者の協力により更に活動は強化されました。
PADIの強みである全世界約128,000人に上るPADIプロフェッショナルのネットワークと、AWAREの強みである30年にも渡って展開してきた活動と政策的専門知識を合わせることにより、海洋保護への独自のアプローチが可能となります。
二つの組織が手を組むことにより、人と海とのバランスを実現する共同ビジョンに取り組んでいます。
PADI AWARE財団に寄付することで海洋保護にも協力することができますし、PADI TorchbearerになることでPADIからの海洋保護に関する最新情報や、海洋保護のために行動を起こしている世界の「Touchbearer・コミュニティ」からのニュースを定期的に受け取ることができます。
直接活動がしにくい情勢でも寄付ができたり、きちんと対策を取って海洋保護を広めていける人になっていくのも自分の人生を豊かにしていく一つになるかもしれませんね。
みなさんのダイビングライフが長く楽しく続きますように。
それではまたどこかで。