今日もありがとう
びっくりしたことに、昨年の今日書いたnoteの記事が「下書き」になったままで公開されていなかった。
一年温めて、さっき公開ボタンを押した。
ということで、一年後の今日。7周年を迎えまた、noteを書いている。昨年のわたしには知る由もない大変な一年であったが、あの日に感じた[いつもと同じことへのありがたい]は、いつでも普通にあるものでは無い、ということを体験した。
改装のための長い休業、コロナウィルスの脅威、三月の新装開店後すぐの休業要請、売上減(というか無し)の恐怖、大事な(高齢の)スタッフを抱えての新しいくらをのあり方、様々な出来事がこの一年に次から次へとやってきて、本当にあれから一年も経ったのだろうかいや、一年しかたっていないのか、と不思議な気分である。
杉の樽をイメージした、新しいカウンター。
わたしたちから見えるくらをの景色はこう。
ここでいつも皆さまのお越しを待っていて、お顔が見えたらすぐにお声をかける。マスクで入館は当たり前、入口で検温、消毒していただくのも当たり前になってきたし、グループでお越しいただいても席は離れていて会話が少々遠いのも、行政が発行したクーポンやお食事券で買い物を楽しんでいただくことも、だんだん、だんだん、当たり前になってきた。ものすごいスピードで様々なことが目まぐるしく進歩している。
今年はもうこんなにお天気の日はないんじゃないか、と思うぐらいの最高の晴れの今日。
今日もいつもみたいに、
「味噌が美味しいねえ」「この漬物、どうやって漬ける?」
お客様の笑顔につられて、全員が笑顔で一日気持ちよく仕事に励んだ。
変わらないことに感謝し、変わることを恐れない。
今年もやっぱりそう思うのであった。
これからも旬菜みそ茶屋くらを を、どうぞよろしくお願いいたします。