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アキレス腱断裂日記 9 手術当日

『この物語は、アキレス腱の断裂からの復活を挑む元熱血おっさんの記録である。自転車テニス好きで全く無名の弱体おっさんが、ケガからの無気力から健全な精神を培い、わずか数ヶ月で完全復活を成し遂げるストーリーを通じて、その原動力となったあれこれを余す所なくnote化していくものである。』

ケガから12日目

手術の日。夜0時から絶食で朝10時から絶飲食、14時過ぎから手術予定
そう、これは前日の最後の晩餐。

日頃元気に走り回ってる元少年には圧倒的に足りないんだけど、入院生活ではこのくらいなのでしょう。でも結局21時頃お腹が空いたので、持ってきてたカロリーメイトと小さいドーナツパクパク。

翌朝水分をとったほうがいいのか少なめがいいのか迷ったけど少なめで。手術後は絶飲食が4時間ほどあるので、ホントは水分補給しっかりしておいたほうがいいみたい。

10時になり絶飲食タイムスタート。
あんな?病院食なのにお昼に横で食べてる音が聞こえると羨ましくなる不思議。

僕の手術前に2つの手術があるらしく、そちらが遅くなると予定より遅れます、と聞いてたのに14時ぴったりに「はい手術順番キターッ」とお呼び出し。

急に順番が来るのも手術あるあるらしい。

ドラマにあるような手術部屋に連れて行かれてうつ伏せに寝ると腰に麻酔打って下半身麻酔。
あれすごいですね、腰から下の感覚が全くなくなった←そらそやろ。

そのままうつ伏せになってウトウトしてたら先生に「もう終わって縫ってますからね」って。えっ?

終わったら15時40分くらいでした。
そこからは部屋に戻って19時半まで絶飲食、その後内臓が動いてるか確認できたら飲食オッケーと。

幸い19時半に診てもらったら胃腸が動いてるので食事とってもよいですよ、と。ただし晩御飯の時間は過ぎてるので自分で準備しておく必要あり。

  • 栄養ゼリー

  • 日持ちする具のおにぎり

  • 5個入りくらいのレーズンパン

  • カゴメの野菜ジュース

持ってきてもらってて助かった。
その後しばらく麻酔も切れず痛みもなく、ふとももを叩いてもつねっても感触なく、男の子の大事なところも全く意識不明状態。

手術後8時間でおしっこが出ないとチューブ入れます、と聞いて戦々恐々してたんだけど、23時頃には麻酔がしっかり切れたのでナースコールでトイレに連れて行ってもらった。

麻酔が切れるまでは松葉杖が使えないし、ベッドから車椅子に移動するときの危険性が高いから尿瓶でするか膀胱までチューブをいれるしかないのです。うんちはできないように前日から絶食なのでしょうね。

やることやっちゃえばあとは寝て起きてトイレ行って…長い夜が続いた。

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