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お気に入り主義の組織は、好きじゃないんだ。
王は民のためにあるもの、民なくして王は在りえない。
民を選ぶ王など、もってのほかだもの。

好きなことは好きな人とすれば良い。でも、平等や正義をうたうのであれば、開く開かれてなければならない。
様々な人がいるんだもの、人を選んじゃダメでしょう。
その人がその仕事を通してよりしあわせになれるか、だけが判断基準。はるの中では、今のところね。
仕事で繋がりたいのです。ひと個人に全ての罪が被さることなどないよ。人間関係のトラブルは、どれだけの比率であろうと、双方に改善の余地があるの。
どんな人のことも雇えとか、受け入れろとか、そういうことを言ってるんじゃないの。誰に対しても「自分には何ができるか」を考えろって言ってんの。他人にできることなんて大してないけど、それでも、0じゃないから。民を見捨てる王など、あってはならないのだから。

なんか、勝手にやってくれたら良い。心地良い相手と、安心できる人とだけ絡みたいなら、勝手にやれば良い。でも、はるはそんなことしたくないから。
「目の前の人に全力になれない人」なんて、はるにはいらない。そんなの、仕事じゃないもん。自慰だもん。仕事ってのは、他者との間に生まれる貢献のことだもん。

そんなものの"犠牲者"になる弱き民がいることを、はるは許せないだけ。民ひとり守れず何が王だ。

はるには絶対の自信も実力もあるのに、だからこそ、不安。誰かを傷つけているかもしれない不安。いや、人間関係においてだけ、自己評価低ない??やばない???もうこれは、優しいの域じゃない。まじで、諸行無常。武士。僧。

「はるはダメな子」を求められたときに、「ダメな子」という期待に応えなきゃっていう使命感と、「ダメな子」なんか求めちゃダメだよっていう倫理観と、「はるに傷付いて欲しいんだな、あなたが望むのであれば」という忠誠心?と、「課題の分離をして、きちんと自分の精神衛生を守らなきゃ、大切なものも見失っちゃう」というエラー警告。全部くる。ぐるぐる。どろどろ。

まぁ、いいかとも、思う。これだけ理想を捨てずに諸行無常になれるのは、ひとつのはるの性格だもの。徐々に、愛されることを学んで、全員を受け入れるのではなく、お客様を選んでいくの。そうやって、見切りを付けていく。裏切る経験を積んでいく。

はるは、誰かを否定したいわけじゃないし、正義を振りかざしたいわけでもない。ただ、理不尽をうやむやにすることは誰も救われないし、理不尽は理不尽で受け入れる必要があるの。受け入れて、許さなくて良いから、受け入れて、次に進むの。自分の道を歩き続けるの。そのための、現実を見据えるための、整理なんだよ。事実は事実で、現実で、本当の出来事で、起こったことを変えることはできないの。
「思いやりがない」とか「相手の気持ちを考えられない」とか、めっちゃ批判されてる。嫌われてる。でも、そんなの関係ないじゃん。
たしかに嫌われるのは辛いけど、理解されないのは悲しいけど、それでも、相手を批判する人っていうのは、相手のことじゃなくて自分のことしか頭にないから。自分のことを正しい間違ってないと証明したいからこその批判だから。構ってられないの。自慰だもん。

こう、見切りを、付けられない…足を引っ張られる…でも、違うじゃん。どちらかが合っててどちらかが間違ってるんじゃなくて、なりたいものが同じなんだったら、道なんてどれでも良いじゃん。より良い道を一緒に探せたらそれでええやん。価値観の違いって、歩み寄れるものやん。その気があるかないかの問題なだけで。
話ができないって、致命傷。仕方ない。

見切り付けられない。見捨てられない。ほどよい距離感でいられない。バランスが取れない。それが、はる。
相手の理想を、相手が諦めたとしても、はるが諦められないの。そうなの。でも、相手が舞台から降りた以上、はるも降りなきゃいけないの。だって主演は、はるじゃないもの。
わたしはわたし、あなたはあなた。あなたの理想はあなたが叶えてください。はるは、はるの理想を叶えます。だれの理想も叶えません。期待にも応えません。
みんな強い。勝手に進む。だから、わたしは、わたしの一歩に全力を込めるだけ。はるは、はるの一歩を踏み出すだけ。よそはよそ、うちはうち。これでいいのかって不安もあるけれど、これ以外に勝負できるもの、はる、持ってないもん。

はるは、完璧以上に素晴らしい人になりたいの。それこそ、VARIAとは正反対。ツナのような、一緒にいるだけで強くなれる、勇気をもらえる存在になりたい。そういう理想を捨てられないから、はるは、根っからのVARIAのくせに半分ボンゴレ(ツナたち)なんだよね。ホームはVARIA。素質もセンスも才能もない。けれど、やりたいことって、そういうのじゃないやん?

VARIAでも、部下を手厚く世話焼いたなぁ…ここにいて良かったって思ってもらえるように、お姉さんやってたなぁ。懐かしい。

怒られるのが怖いんじゃなくて、人を傷付けるのか怖い。失礼な態度を取るのが怖い。嫌われるのがこわいというよりも、相手を傷付けることしかできない自分のことが嫌になる。から、怖い。結局は自分のことばっかなんだけどさ。歪んでるなぁぁぁ:;(∩´﹏`∩);:

他人の役に立つことで自分の存在価値になるって考えが根底にあって、でもそれって、自分のために相手を利用しているだけで、相手のことなんて微塵も考えてなくって。そんな自分にまた嫌気がさす。だから、基本は考えないようにしてるんだけど、たまに、歪んだ愛を押し付けられたときに、ぶり返す。フラッシュバック。

VARIAでは、寵愛されてたし、結果がすべてだったから幹部の心地よさが第一だったし、ボスの気に入らないやつはいなくなってたし、はるはボスの愛娘だったし、しょーもない小競り合いなんかには関与しなかったし。なんか、ほんと、守られて育てられたなあって感じる。まあ、自分でぶったぎったやつもいるけど。仕事に関しては、ドライなので。
ただ、人間関係においては、全部やってくれた。守ってくれてた。あまちゃんだったなぁ。はるの繊細さを理解して、すごく甘やかしてくれてた。愛されてた。

はるは、他人に興味がなくて、だから「自由でいいじゃん、好きに生きようよ」ってお互いに大して思えて、

VARIAにいるはるも、はるなの。人になんて好かれたくないし、大切な人たちに囲まれて、愛されて、しあわせに暮らす。それも、はるなの。
でも、それだけじゃなくて、楽しいだけじゃなくて、人間が不完全なものだと知っているから、人生は儚いと理解しているから、恩義を強く大切にする、不器用なはるもいて。途方もない人類愛で世界を包んでて、苦しくって、だからこそ価値があると思ってて。
そんな、どうしようもないはるも、はるなの。

はるは、自分を大切にするっていう、自分を愛するっていう感覚が分かんなくて、愛されるってことも知らずに育ってるから、

果てしない人類愛と自己犠牲の恩義で、人間らしくないはるは、自分を愛するという人間らしさを知らない欠陥品。少しずつ、世界を裏切っていく。恩義に忠実であることこそ誇りでありはるのアイデンティティだった。相手も人間。人間は、変わる。成長する。いつまでも過去の約束を守り続ける必要はないし、それで相手を縛ってもいけない。情を持ちすぎてはいけない。

だって、殴られても蹴られても、それでも愛されたいだなんて、おかしいもの。悲しいもの。

はるの辞書には「愛すること」はあっても「愛される」「大切にされる」はないから、だから、なんでそんな風にはるに優しくするのか、分からない。なんだか、自分がダメになりそうで、優しくされると怖くなる。

わたし、嫌なんだなあって実感した。嫌なものは嫌だよ。いいじゃん、嫌いで。いつか無関心になる。思う存分嫌えば良い。
相手のことを考えて、こわくなって自分が悪いんだなって感じるのがいや。好きな相手ほど、余計に。そんなの、DVだもん。むり。やだ。

みんな、仕事だって言ってやってること、それ、作業だから。他人を竦ませてる時点で、仕事できてないから。叱ることも正義?ばっかじゃないの。

好きすぎて、嫌いになっちゃった。だから、0からまた、始めよう。また好きになりたいんだもん。

わたしの相手ではないなって、思った。一緒に居たくない。楽しいのかな?良かったね。はるは、はるの理想を求めますがんばります。

まる。

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