私の身元保証について
家族がいない、って珍しいことなのか。
何かの契約などにおいて"身元保証”として自分以外の署名が必要になるとき、果たして私の身元を保証してくれる人はいるのか。
一人で生活を営むようになってもう何年経っただろうか。20代前半の頃から一人で生きて死んでいく予想をしていて、お墓を探したりしている(最近は海洋散骨を希望してみたり)。
ただの偏屈と言われるかもしれないが、私に家族はいない体で生きてきている。生存している血縁者はいるものの、関わることがない。たぶんこれは家族と言わなくてもいいのではないかと思って(あくまでポジティブに)。
そして私の人生最大の欠点、友達がいない。無念。
このアパートを借りる時、保証人ではなく保証会社がつくということに安堵した、そういえば。お金で解決できた。
とある用件で、書類にの私以外の署名欄に署名してくれる人がいないと先方に伝えたところ、”なんとかして誰かに署名を貰ってくれ”と言われた。そんな(署名をもらえない)前例はないと。
なんとかならないので伝えたのだ。何とかして欲しいのはこっちだ。でもそうか、私という人間の保証がないのは怖いな。たしかにな。
”前例がない”
家族や知人がいないのはこの世で私だけなのか。いやいや、そんなことないだろうよ、世間。
身元保証がこんなに難しいなんて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?