早坂 レイ

‘99世代

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最近の記事

ヤクルト24年ドラフトから感じるオニャンコポニズム 前編

2024年ヤクルトスワローズのドラフト指名を冷静に振り返ってみて、最終的に浮かんできたのは漫画『進撃の巨人』で私が3番目に好きなシーンだった。黒人を見たことがなかったサシャという女の子が率直な考えをぶつけて、オニャンコポンが秀逸な返しをするという地味ながらも作中でもかなり話題になった場面だ。 ちなみに、2位はケニー・アッカーマンの「みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな…みんな何かの奴隷だった…」のセリフで、1位はライナーが銃口を咥えるシーン。 まだまだ語れ

    • 【ヤクルト】ヤフーレ、6/9日本ハム戦で見えた変化

      前回ヤフーレの記事を書いたので、 まずはそちらを読んでほしいというのはありますが 大雑把に今までのヤフーレを振り返ると ・チェンジアップを軸に速球,半速球を  積極的にゾーンに投げ込むことができている ・対左打者の攻め方には明らかに課題がある この2点で大きく語ることができます。 特に『対左打者』については かなり僕も疑問視していたのですが、 先日の6/9 対日本ハム戦(神宮)にて 7回無失点の好投を見せた際に 対左への新たな回答が見えた気がしたので 今回はその

      • 【ヤクルト】データで見るヤフーレの特徴と今後の課題

        ヤフーレを簡潔に説明しろと言われたら…①特殊なチェンジアップを軸に カットやツーシームなどでゴロを打たせる投手。 ②チェンジアップは140㌔前後ほどで 縦カットとツーシームの中間的球種だよ。 ③これらの球種で右打者は制圧できるけど 左打者には攻略されつつありそうだよね。 これだけ言えれば、 大半のヤクルトファンからは 「こいつ理解ってるな…」 と思ってもらえるでしょう。 ヤフーレの投球割合チェックチェンジアップの投球割合が 一番高いというのはかなり珍しいですよね。

        • 【ヤクルト】プロ初先発で完封勝利・松本健吾投手 二軍と一軍のスタッツから見る武器

          トヨタ自動車から2023年ドラフト2位で ヤクルトに入団したルーキー・松本健吾投手。 二軍で登板を重ね信頼を勝ち取り 5/15には一軍でプロ初先発の機会をもらって、 見事10K無四球完封勝利を飾りました。 二軍でのスタッツがどうだったか確認した後 一軍登板のデータと感想を書いていきます。 二軍での投球割合/被打率19イニング投げたうちのデータは画像の通り。 どの変化球も一定の空振り率を誇っていて、 いろんな球種で勝負できていると言えます。 懸念点の「ストレート」につ

          K-POP用語『ケミ』はプロ野球界でも流行るか

          2023年のプロ野球オフシーズン、 皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか? ヤクルトファンである私、早坂はと言いますと プロ野球のことなんかすっかり忘れて K-POPアイドルの卵の推し活に勤しんでいました。 やっぱり、男が必死こいて走って球を投げて      汗をダラダラかいてるところを見るよりも 可愛い女の子がカッコ可愛い曲を歌って踊って     キャピキャピしている姿を見る方が良いですね。 (念のため書いておきますが茶番です) (一応FODで神宮の一軍試合ア

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          【ヤクルト】24年先発候補15名を序列順に解説(独断と偏見)

          今年もプロ野球のシーズンが近づいてきました。 12球団開幕スタメンだの、開幕ローテだの 予想され始める時期に入ってきたところですが、 投手がとんでもなく弱いと常に言われ続け 特に他球団ファンからは さして興味を持たれない ヤクルト投手陣内の開幕ローテ予想を喋れる人間は 毎年どれくらい存在するのでしょうか? ガチガチな野球ヲタクからライトな層まで 全てのプロ野球12球団ファンの中でも 1万人に1人くらいなんじゃないかと睨んでいます (ド偏見)  この春先 あらゆる場所で

          【ヤクルト】24年先発候補15名を序列順に解説(独断と偏見)

          【ヤクルト中継ぎ解説②】クローザー田口麗斗とジェネリック田口・山本大貴

          2024年シーズンに向けて、 ヤクルトの中継ぎ陣を振り返っていく企画第2弾。 7月中盤頃~シーズン終了までの 神宮球場での登板をFODのアーカイブをチェック ↓ それを踏まえて1枚画像で解説、 更にそれを元にした深堀りの補足情報をプラス といった流れで進行していきます。 ※補足情報、というか主観もモリモリです。 補足情報兼考察パート。 第1弾・清水昇投手はこちら 田口麗斗_画像解説補足情報:ドラ③石原勇輝の将来像にピッタリ 同じ左のリリーフとしての活躍が見込まれて

          【ヤクルト中継ぎ解説②】クローザー田口麗斗とジェネリック田口・山本大貴

          【ヤクルト中継ぎ考察①】清水昇の変化ポイントと来年に向けて

          2024年シーズンに向けて、 ヤクルトの中継ぎ陣を振り返っていく企画第1弾。 7月中盤頃~シーズン終了までの 神宮球場での登板をFODのアーカイブをチェック ↓ それを踏まえて1枚画像で解説、 更にそれを元にした深堀りの補足情報をプラス といった流れで進行していきます。 ※補足情報、というか主観もモリモリです。 補足情報兼考察パート。 画像解説補足情報①:フォークのキレ落ちたのは「楽な投げ方」追求にあるのか 画像内でも触れていますが、 フォークのキレが明らかに劣化気

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          ヤクルト・吉村貢司郎投手の前半戦/後半戦での変化を考える

          2022年の社会人No..1投手との評価を受け、 ヤクルトでも即戦力を期待されていた 吉村貢司郎投手。 しかし、残念ながら怪我に見舞われ、 フル稼働とはいかない状況が続きました。 それでも、 シーズン序盤から終盤にかけて 吉村投手の投球には進化の兆しが見られ、 ファンの期待が膨らむばかりです。 今回は、 ヤクルト主催で吉村投手が先発した試合を すべてチェックした私、早坂が   吉村投手は23年どう変化していったのか?    (していったように見えたのか?)   

          ヤクルト・吉村貢司郎投手の前半戦/後半戦での変化を考える

          【ヤクルト】ドラフト後 野手2人を戦力外。想定外だった理由とは

          10/31、ヤクルトの第二次戦力外が発表されました。 ドラフト前に書いた編成整理noteでは ・野手29は少なすぎる。野手は2人以上指名すべき ・投手3人指名するなら     支配下から投手を2人切る必要がある            みたいなことを書きましたが、 ドラフト~第二次戦力外発表で 想定内と想定外が同時に起きる結果が。 これを受けて、今回の戦力外について 改めて現状の編成をチェックするのと それを踏まえ少し感想を述べたいと思います。 今回は前半の【野手

          【ヤクルト】ドラフト後 野手2人を戦力外。想定外だった理由とは

          【ヤクルトドラフト総評⑤】5位伊藤琉偉を読めなかった甘さ

          ヤクルトのドラフトnoteを ぼちぼち書いてきた私、早坂が ヤクルトのドラフト総評を 書いていくシリーズ第5弾。 それぞれにシナジーはありつつ 単発で読めるように作ってあります。 今回は5位・伊藤琉偉に フォーカスしたnoteです。 第4弾では 4位鈴木叶を当ててドヤ顔の キッショイnoteでしたが、 今回は逆に 「なぜもっと想定できてなかったんだ…」 という後悔と反省も含む内容となってます。 1-4に比べると noteの作り込みが浅くなってますが 投稿のスピー

          【ヤクルトドラフト総評⑤】5位伊藤琉偉を読めなかった甘さ

          【ヤクルトドラフト総評④】想定通りの4位鈴木叶にニヤリ

          ヤクルトのドラフトnoteを ぼちぼち書いてきた私、早坂が ヤクルトのドラフト総評を 書いていくシリーズ第4弾。 それぞれにシナジーはありつつ 単発で読めるように作ってあります。 今回は4位・鈴木叶に フォーカスしたnoteです。 指名結果4位・鈴木叶は決め打ちしていた以前投稿した編成整理noteの最後に ドラフト予想ルートをいくつか組みましたが、 ここで執拗に         4位鈴木叶         4位鈴木叶         4位鈴木叶       

          【ヤクルトドラフト総評④】想定通りの4位鈴木叶にニヤリ

          【ヤクルトドラフト総評③】野手を切った中で堅実な投手指名

          ヤクルトのドラフトnoteを ぼちぼち書いてきた私、早坂が ヤクルトのドラフト総評を    書いていくシリーズ第3弾。 それぞれにシナジーはありつつ 単発で読めるように作ってあります。 (と言いつつ第3弾に限っては      1-2を前提とした内容に         なってしまっているかも) さて今回は、    2-3位の投手指名を中心に       話を進めていくつもりです。 指名結果 今回は早速タイトル回収。 野手を切った中で堅実な投手指名この「野手を切った

          【ヤクルトドラフト総評③】野手を切った中で堅実な投手指名

          【ヤクルトドラフト総評②】意図が垣間見える1位入札順

          ヤクルトのドラフトnoteを     ぼちぼち書いてきた私、早坂が ヤクルトのドラフト総評を      書いていくシリーズ第2弾。 それぞれにシナジーはありつつ 単発で読めるように作ってあります。 第2弾は1位入札に絞ったnoteです。 早速タイトル回収… と行ってもよいのですが、 せっかくなので 1位入札の流れについて早坂の感想を述べつつ タイトル『意図が垣間見える1位入札順』 の結論へと向かっていこうと思います。 指名結果想定内のようで外だった武内入札 ヤ

          【ヤクルトドラフト総評②】意図が垣間見える1位入札順

          【ヤクルトドラフト総評①】野手派でも指名に納得できた理由

          こんにちは。ヤクルト野手派の早坂です。 ヤクルト野手派の ってなんだよ。 何本かドラフト関連のnoteを投稿し、 ありがたいことに 多くの方に読んでいただきました。 その中で「ヤクルトは野手」と 声を大にして言い続けてきましたが、 結果はご存知の通り 上位3名が大/社投手の指名に。 それについてどう考えているかも含めて 早坂的・ヤクルトドラフト総評を していきたいと思います。 それぞれポイントを分けて 第1弾から第6弾まで投稿予定。 今回は第1弾、 野手派目線

          【ヤクルトドラフト総評①】野手派でも指名に納得できた理由

          【ヤクルト】1位野手派の早坂、1位投手でドラフト上位戦略を組む。

          どうも、ヤクルト野手派の早坂です。 将来の主軸候補の準備不足を危惧すると 目玉の野手を上位で確保すべきだし、 今年はそれに値する選手が複数存在するから ヤクルトの1位は野手だ! と意見を固めて発信していたわけですが、 最近仮想ドラフトを重ねたうえで 「やっぱ1位は投手入札もアリじゃね?」 と思い始めました。 今回のnoteの構成としては、 当初考えていた1位野手としての上位戦略と 指名想定していた選手リスト紹介 →問題点の洗い出し→改善案の提示 →最終的に

          【ヤクルト】1位野手派の早坂、1位投手でドラフト上位戦略を組む。