社会人向け大学院への入学検討をした話その1
この記事は、病院で働く事務職員が、現状の業務に対する自分の能力に限界を感じ、学び直しとして大学院を修業の場として検討した話です。
今回は私が社会人向け大学院を受験するまでに思い悩んでいた話です。
1 このログを残す人の属性
就職氷河期世代のさえないおじさんです。
学部生時代は法律を学び、卒後は保健医療施設を運営する法人に事務職員として入職。以後、総務・経理を中心に経験を重ねてきました。
最近では、企画系の仕事をしています。
2 直近の仕事の状況
数年前に配置換えとなった企画系の部署では、医事業務の経験もないのにDPC分析を振られ、クリニカルパス分析を振られ、医師事務の労務管理を振られました。知識0の状態から、日々様々な判断を迫られています。
また、「なんかあいつパソコンに詳しそうだ。」という理由で、電子カルテを操作したこともないのに、病院情報システムの管理をすることになりました。
というように、無茶ぶりは当然といった職場に長いこと勤めています。
3 大学院受験前までの悩み
企画の仕事をするにあたり、経営系・医事系・情報系の知識不足を痛感していました。また、人のマネジメントについては、毎日多くの職員から感情を直接ぶつけられ、わめかれ、泣かれ、時には笑いあっています。人に気持ちよく働いてもらうことの難しさを痛感しながら、日々悩んでいます。
今まで総務・経理系のキャリアにあぐらをかいて怠惰に過ごしてきましたが、こんな風に日々疲れたおじさんでいることを続けつつ、病院経営に必要な知識を学ぶことを怠けてきた日々に反省している毎日を過ごしています。
4 今後の職業人生について考える
なんだかんだで約20年も今の会社で働いてきました。
おそらく定年まで今の会社で働くことになるでしょう。
自分には無理だと思っている管理職への就任要請も、年々強くなってプレッシャーを受け続けています。
定年後も働けるよう、キャリアプランも考えなければなりません。
となると、今後は病院経営やマネジメントについて学ばなければなりません。
そんな風に考え始めた日々を過ごし、何か資格を取ろう、何かを学びに学校に行く場合は、雇用保険で使える教育訓練給付はないか?と調べることになりました。
続く