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佐藤可士和展へ行ってきたお話

最近は美術館の会期がずれてしまい、見ようと思っていたものの、会期がまだ始まってなかったり、時間が短かったり と、タイミングを逃しがち。国立美術館で開催されている佐藤可士和展も見たいなと思ってちょうど良いタイミングで見れました。

日時指定券:

1時間ごとの枠で入場時間が指定されています。(例えば 3月12日11:00〜12:00の枠ならこの時間に入口へ。列があれば並びます。(滞在時間に制限はありません)私は平日のお休みの日に行ってきたので当日券が買えましたが、土日は事前の券も直近は完売で、当日枠もすぐにいっぱいになってしまうようですので注意が必要です

書籍"超整理術”のイメージが強いまま、色々な企業のブランディングを手掛けているなぁ、と思いつつも1つ1つを特にウォッチしているわけではなく。改めて、最近のあのロゴも、そのロゴも、あのブランディングも?と担当した作品というか手がけたプロジェクトの数とジャンルの多さにびっくりしました。

動画とインスタレーションの撮影はNGでしたが、それ以外のほぼ全ての作品は撮影OKだったので備忘録として印象に残ったものを残しておきます。


UNIQLOってイメージが良くなって変わったなぁとしみじみ。

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これも…?!巨大ロゴが展示されたブース。普段見ている小さなロゴを大きく拡大しても違和感ありません。

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代表的なものでもこんなに。どのロゴがどこのものかは展示室に展示されていますので答え合わせができますよ。

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素敵な…ホテル?と思ったら脳卒中後のリハビリを専門とする千里リハビリテーション病院という病院でした。”リハビリテーション•リゾート”というコンセプト策定、ロゴ、院内空間デザインを担当されたようです。最新の居心地の良さ過ごしやすやも追求され、場のエネルギーで心身ともに癒す場であり、単に肉体を治す場ではないのだなと思いました。私のオフィスもやって欲しい。なんて思ったりして。(笑)

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思わず買ってしまうには理由があった:
ここ数年、コンビニならセブン-イレブン(あとナチュラルローソンは特別)が好きだなぁと思ってついつい買ってしまうことが多く。セブン-イレブンのリブランディングの結果であることが分かりました。

セブン-イレブン
企業や商品のブランド価値を再構築する『リブランディング』は佐藤の仕事の中で大きな位置を占めています。その代表と言えるのがセブンイレブンのリブランディングです。
 佐藤が依頼を受けた当時、セブン-イレブンには1000点以上のオリジナル商品がありましたが、パッケージデザインやロゴが商品により異なっていました。そのため商品の魅力が発揮できないことを見抜いた佐藤は、商品をカテゴリごとに整理し、独自のアプローチによってパーッケージデザインを刷新しました。<中略>
これに沿って4000点に以上に及ぶ商品パッケージが管理されています。本展で佐藤は、その版下を用いたインスタレーションを展開し、ブランド管理の仕組みを可視化しました。

”超整理”の原則に従った今があるのだなと実感。

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壁一面の商品。といっても中身はダミーなので、レプリカって感じでしょうか。インスタレーションとして展示されていますが、コンビニで見ているパッケージを改めて美術館で(しかもお金を払って)見るという不思議な感じ。統一感があって美しいし。お菓子や食品は美味しそうで、しずる感のある感じが改めてわかります。

美しいだけではなく、手にとって購入するところまで計算されているのだとか。(別の記事で見かけました。)コンビニのリブランドと言えば昨年物議を呼んだローソンのパッケージを思い出しました。美しいとかカワイイだけではなく、その商品が分かりやすいこと、購入につながるところなどに違いを感じました。

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広告、ブランディングに限らず、普段のお仕事(生活すらも)”インスタレーションアート”なんだなぁと思って、また月曜日から仕事頑張ろうと、お仕事脳を刺激された1日でした。


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