2023年12月の俳句
毎月末更新、ワタクシの詠んだ俳句を出来の良し悪しにかかわらず曝け出していく回です。
↓前回はこちら↓
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基本的に上から順に気に入っております。
それではどうぞ。
カラカラの銀杏落葉の死に損い
銀杏落葉ってそれこそ絨毯のようにぶわーっと地面に広がっている風景を思い出しがちですが、カラカラに干からびた葉が1枚だけ道路脇に残っている景を見て「ああ、いいなあ」と思い句にしました。ただ1枚だけだってことが伝わりづらい気もしますが…。
しもやけをあえて育てて後悔す
しもやけができやすい体質なのですが、今年は憎むばかりではなく愛でてみようと。意外と赤くてぷっくりしていて可愛く見えてくる。しかし痒いものは結局痒いのでした…。
燗酒や常連客の来るらしき
こういう情景が好きなんですよね。
正解を探して嘗める燗の酒
「燗酒」で試行錯誤したうちのひとつ。まあ正直自己言及的すぎたかなーと。
フロントの銀杏の落葉減速す
実景句。そのまますぎますね。
数え日や交通事故に痛む胸
実景句。年の瀬に交通事故なんて、被害者も加害者も浮かばれないなーと思い詠みましたが、それだけって感じの句ですね。
というわけで今月は6句でした。
さて…2023年も最後ということで。
正直モチベーションがそんなにないので、俳句noteは最終回にしようと思います。
また別の記事でお会いしましょう!
ありがとうございました!