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人がいれてくれたコーヒーの味

毎朝、習慣的にブラックコーヒーを飲んでいます。

でも、昨日は、起きぬけに飲むコーヒーがいつもより苦く感じたので、蜂蜜とミルクをいれて、思いっきり甘くしてみた。雨の日の蜂蜜ミルクコーヒーはことさら美味しい。

食べ物・飲み物と天気の関係は見過ごせない。単純に温度の問題だけじゃなくて、晴れの日の気分に合うご飯と雨の日の気分に合うご飯は全然違う。

それにしても、人が作ってくれるご飯や人が淹れてくれるコーヒーはどうして、自分で作るより美味しく感じるんだろう。

今の彼氏のおうちにはネスカフェがあって、誰がどう作っても同じ味になるはずなのに、彼が私のためにいれてくれたコーヒーは、自分で作るのの2倍美味しい。

それから、家にある材料で、紅茶なんてぱぱっと作れるのに、たまに、わざわざお店に買いに行きたくなる。その場所で飲むのではなく、テイアウトで家に持ち帰りたい。

気分の問題なのだろうけど、この気分に左右されるところが人間の人間たるゆえんというか。

もう少し寒くなったら母が作ってくれる甘いチャイが飲みたい。カルディのやつ。これも、美味しさの秘密は自分でいれるのではなく、母にいれてもらうところにあります。

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2日に1回エッセイを届けます。たまに3日に1回とかになります。人間だもの。

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