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単行本で読んだことのある小説を文庫で買いなおして読んだら、単行本の時とはひとあじ違う読書体験が出来た。 読むタイミングなども関係あるだろうけど、文庫のほうが、本の世界に没頭出来た気がした。 私は文庫が大好きだ。 単行本のおよそ半分という気軽なお値段もいいし、本棚の幅を取らないのでたくさん揃えられるし、解説文や、文庫版あとがきなどのおまけを読むのも楽しいし、物語が丸ごと手のひらにのるサイズにおさめられている感じが、何よりいい。 本というのは、誰かの思考や感情のつめあわせ
引き続きティンダーの話。 ほぼプロフィールを見ているだけだけど、普段は絶対に関わらないような人の人生に触れることが出来て楽しい。
退屈というほどではないけれど、同じことの繰り返しの毎日の中で、なんのネタも思い浮かばないから、ティンダーに再登録してみた。 「仮想人生」という小説を書いていた時に、ネタ探しのためにアカウントを作って以来だ。 前日に、マッチングアプリのマンガを読んだせいもある。
私は一人の時間が大好きで、一日中家から出ずに読書していられるし、カフェで一人で過ごすのも好きだし、一人で映画も行けるけど、どうも一人ご飯だけは苦手だ。 一人で食べるご飯は、何か食べたいのに何が食べたいのかよくわからなくなって、困る。 それはコンビニに行った時の食傷感と似ている。なんでもあるのに、買いたい物はない、あの感じ。 あるいは見慣れたクローゼットから服を選ぶ時。服は溢れるほどあるのに、着るべき服がない、あの感じ。 誰かと一緒であれば、あるいは外食すれば、出された