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Ha-Art 活動と「感性論哲学」
感性論哲学は、新しい生命観・人間観を基礎に成り立っている。
人間の目的は、人間らしい人間になることであり、
本当の人間らしい人間になるためには、どうすればよいのかを提唱している。
感性論哲学では、本物の人間を目指す上で、人間の能力の中で感じる力、
つまり「感性」という存在が持っている能力・原理というものを
人生や人間の生き方において非常に大事なものだと考えている。
「感性」が持っている基本原理は自己保存の欲求・種族保存の欲求から
出て来る人間的な生き方の原理、すなわち人間は意志を実現し、
愛を実現するということであり、この二つを実現することを通して、
人間は初めて本当の意味での幸福が実現できると提唱している・・・
人類の進歩を人間性において、人間の在り方において実現すること、
人間性における進化を果たすこと、こういうものを感性論哲学は目指す。
つまり、人格を目標にして生きるという文化を作り出すことによって
人類として進化を実現しようとして考えているのである
(感性論哲学 創始者)
当院の理事長である領木誠一は、
この感性論哲学の考え方を、ヒューマンスキル(人間的魅力)の育成に取り入れて「感性」を磨くことを意識したスタッフの教育を推し進めています。
また、感性論哲学の創始者である芳村思風先生が開催する感性論哲学の後継者認定講座を受講し、感性論哲学の後継者として認められています。
その役割は、感性論哲学を自分流にカスタマイズし、生活や教育にどう活かしていくかを自ら考え、進化した哲学として「感性論哲学」を受け継ぎ、伝えていくことにあります。
Ha-Art 活動の一環としても、
この感性論哲学のたくさんの考え方や言葉の中から「魅力」を感じるものや新たな哲学として生まれる概念を、Ha-Art活動を支える1つの考え方として紹介する活動を行っています。
Artを観て、何を感じ、何を思うのか人それぞれ異なるように
「哲学」の中の言葉や概念、考え方を聞き、学び、知ることによって何を感じ、何を思うのかも人それぞれ異なります。
Ha-Art活動の中では、感性論哲学を様々な形で発信していきます。
Artと同様に「哲学する」ということも普段の生活ではできない、ある種「非日常」のものかと思います。
そういった機会を提供することに意義があり、そこから得る気付きや学びが生活や仕事を少しでも良いものにしていければと考えています。