外国人採用には縁はないが、異文化理解力は役に立つ【キャリコンサロン編集部】
先日、ビジネスコーチになるためのオーディションを受けました。
「あれ、キャリコンじゃないんですか?」
と思われた方はもう少し聞いてください。
昨年末に某コーチング会社の方で副業でビジネスコーチをする人を募集する企画がありました。
以前からコーチングについてもちょっと興味があったので、モノは試しにと応募してみたのです。
コーチングに興味を持った理由ですが、現在、私の面談スキルは傾聴力や問題把握力については向上したと思ってます。
その一方で、課題解決力についてはまだまだ向上の余地があり、コーチングのスキルが役立ちそうだなと思っていたのです。
そして、企画を軽く覗いてみるぐらいのつもりが、あれよあれよという間にオーディションにトライすることになってしまったのです。
まさに辞め下手の本領発揮です(笑)
オーディションは申し込んだ者同士がペアとなってロープレを行い、それをビデオに撮って送るという形式です。
私は他2名の方とグループになりました。
メールで事前のやり取りをしているとその内の1名が「あーしたい、こーしたい」と色々と要求を出してくるじゃありませんか。
「なんなんだよ、も~」
と、ちょっとした違和感を感じながらも、そこは大人の対応でやり過ごしました。
いざオーディションの日。
なんと、あれこれ要求を出してきていた方は「外国籍」の方でした。
苗字の漢字は完全な当て字。私が感じていた違和感はこれだったんですね。
でもお話ししてみるととても良い方で、実際に会ってお話することの大事さを感じましたとさ。(おしまい)
このように外国籍の方との感性の違いを少し感じた私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「外国人採用」です。
外国人採用って語れるほど経験ないんですよね。
1回だけ外国籍の社員が私の部署に配属されたことがありましたが、3か月で辞めてしまいました。
そんな外国人採用とほぼ無縁の私ですが昨年、
外国籍人材雇用促進のキャリアコンサルティング
というキャリコン向けの研修を受講しましたので、その内容を共有したいと思います。
「外国人雇用」で重要な要素のひとつ。それは、
ビジネスにおける「異文化理解力」
を身につけることだそうです。
異文化理解力には以下の8つの指標があります。
①コミュニケーション
②評価
③説得
④リード
➄決断
⑥信頼
⑦見解の相違
⑧スケジューリング
例えば「コミュニケーション」。
こちらは「ハイコンテクスト」と「ローテクスト」に分かれます。
コンテクストとは「文脈」のことです。
日本は「ハイコンテクスト」のトップ国、アメリカは「ローコンテクスト」のトップ国です。
日本のコミュニケーションの取り方はアメリカにとっては悪いコミュニケーションとなってしまうのです。
もうひとつ例をあげます。「リード」。
こちらは「階層主義」と「平等主義」に分かれます。
日本は「階層主義」のトップ国、オランダ・スウェーデンなどは「平等主義」のトップ国です。
日本で理想の上司と言われている人も「平等主義」の国々では決して良い上司ではないのです。
指標の詳しい説明はこちらの書籍の方で詳しく解説されています。すっかり忘れていたので読んでみようと思います。
いかがでしたでしょうか?
私は今年も外国人採用とは縁はありませんが、外国籍の方とビジネスする機会が増えそうな気配です。
これを機会に「異文化理解力」をしっかり身につけて、スムーズにお仕事できるようにしていきたいものですね。
では、来週までまたご機嫌よう(^_−)-⭐︎
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