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夜の筑豊地域を廻る[2021年冬九州旅行⑪]

前回はこちら

日豊本線

大分駅ではしばしの接続時間。ここで昼食タイムとしました。どんな昼食を摂ったかというのは言うまでもなく安い食べ物です。金は交通費に溶かす主義ですから!
チェーン店である松屋の牛丼並盛をいただきました。ここは味噌汁が付いてくるので別格ですが、数年後にはそのサービスはなくなってそうな予感がします…

大分駅舎

[大分(15:04)→中津(16:42)]
[中津(16:49)→門司港(18:12)]
大分駅が始発ではない中津行きに乗車。列車は乗客を満杯にしてホームに滑り込んできたため、座れないかもという絶望感に襲われましたが、ほとんどがここを目的地としていたようで安堵しました。しかし、座れたと言っても景色を楽しむような混雑度ではなかったために諦めて寝ることにしました。朝早かったのと、ご飯を頂いた後だったので、ちょうどよい時間にうたた寝ができました。
中津駅では門司港行きに乗り換えるわけですが、ホームに降り立った瞬間に唐揚げの匂いが漂ってきて、お腹が空いている私に追い打ちをかけてくるかのようにそれが襲って来たかのようです。もうお腹空きすぎて、逆にお腹いっぱいの状況。こらえながら列車に乗り込み、お腹空いたのを紛らわすためにここでも睡眠をとることに。起きた所は小倉駅で、乗客もちょうど降りて行ったのかわずかの客を残すのみとなっていました。数分で門司港駅に到着。なかなかレトロな駅をしているというのは知っておりましたので、日が暮れてから訪ねるという行程にして正解でした。とても良い雰囲気で、これは実際に足を運んでみないと分からない美しさです。皆様も是非!

こちらは試運転
長崎地区で走っていた車両が転属してきた模様
中津行きの815系
門司港行きの813系

日田彦山線

[門司港(18:30)→小倉(18:43)]
駅舎や関門海峡から望む下関を撮影した後、折り返しの列車で小倉駅へと向かいます。そこには「かしわうどん」という崇高なモノがあるのです。このためにご飯食べるのを我慢していたので、待ち遠しいというレベルを超えて、ありがたい存在に当時はなっていました。ホーム上にあるうどん屋は混んではいましたが、すぐに頂ける状況に。今でも脳裏に焼き付いているほど美味しかったです!ただのかしわうどんですが、幸せ者だと感じた次第です。

門司港駅舎
下関を望む
おいしいおいしいかしわうどん

[小倉(19:59)→田川後藤寺(20:56)]
[田川後藤寺(21:13)→添田(21:28)]
さて、小倉駅からは筑豊地域をすべて乗りつくす作業へと移行します。まずは日田彦山線。本当は日田駅まで乗るべきではありますが、現在、災害でバス代行となっている添田駅からの区間はBRT(バス高速輸送システム)による置換が決定的となっているので、そこは目を逸らします。
通勤通学客を乗せた気動車は日田彦山線内に入るやいなや、次々に乗客が降りていき早々と私一人だけになってしまいました。景色もよく見えず退屈をしていた記憶があります。
田川後藤寺駅では少しだけ時間がありましたので、駅舎を撮影しに外へ出てみたら、ちょうど塾の授業(講義)を終えた中学生たちの集団がいて、波にもまれないように早々とそこから撤退しました。
新飯塚方面から来た添田行きは乗客全員がここで降りて、またもや私一人のみでの運行に。なんと物寂しいものか。

田川後藤寺行きのキハ140形
関門連絡用の415系

[添田(21:34)→田川後藤寺(21:48)]
終列車に乗車。添田駅のホームで待っていると、発車の数分前になってもドアが開かず、「このまま発車されたら駅寝確定だ」と焦っていたら1分前にドアが開きました。焦らしのプロ。

後藤寺線・筑豊本線

[田川後藤寺(22:00)→新飯塚(22:21)]
[新飯塚(22:29→直方(22:45)]
[直方(23:02)→折尾(23:22)]
この3列車からは景色なんかまったく見えませんでした。唯一記憶にあるのは船尾駅の椅子が汚すぎるといった程度。
新飯塚駅からはさすがの福北ゆたか線、乗客を乗せてやってきました。久々に人の姿を見てほっとしました。
高架化したての折尾駅は深夜帯にもかかわらず明るい印象。泥酔客がホーム上をフラフラ介抱されながら歩いていたのも印象的ですが。

折尾駅周辺部の模型

[折尾(23:39)→八幡(23:49)]
若松方面は明日にして、本日はこれで終わり。また快活CLUBに収容されに行きました。

八幡駅舎

ようやく終わりが見えてきたこのシリーズ。あと2回で終わらせます!

⑫につづく

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