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YouTuberへの道〜ロングテールコンテンツについて

もうすぐYoutubeチャンネルを開設して3ヶ月になろうとしています。収益化のためには2つの必要条件を満たさなければならないため、当面はその2つの数字が目標になります。

総再生時間:年間で4,000時間以上
チャンネル登録者数:1,000人以上

この初期設定に関しては、こちらをご参照ください。

5/3現在の目標数値の到達度は

総再生時間:2,826時間(達成率70.6%)
チャンネル登録者数:895人(達成率89.5%)


人気コンテンツの"脱"固定化

まだ3ヶ月弱の話であることを割り引いてもらった上で、総再生時間をベースにしたとき、上位5つのコンテンツが不動の人気でした。上から

1【ノーカット】中止会見翌日、福田六花さんに聞いたUTMFのこと
2【UTMF必携品】ギア大解剖 vol.1
3【上田瑠偉に聞いた!①】プライベートな10の質問!
4【UTMF必携品】ギア大解剖 vol.2
5【ほぼノーカット】新型コロナとトレイルランニング〜日本と台湾のお国柄の違い

1と5は、新型コロナ関連でもあるので、関心の高さから理由はわかります。2と4もギアコンテンツはトレイルランでは不動の人気なのでわかります。3は業界のプリンスこと上田瑠偉の登場ですから、理由はわかります。

不動の人気というのは「そりゃそうだよな」納得感があり、このまま神5として突き進んでいくのだと思っていました。ところが、最近になって新しい兆しが現れてきました。例えばこちら

【寒さ対策①】ウルトラトレイルのレイヤリングと冷え予防

山岳スポーツ特有の環境下で行われる100マイルレースなど、ウルトラトレイルにおいて、寒さとどう向き合えばいいのか?を解説した回です。公開当初はそんなに注目されなかったのか、数字も低調でした。

ところが、ここ1ヶ月でじわじわとアクセスが増え、上記神5を捉える勢いです。

続いて、【上半身をゆるめろ!】トレランは上半身が命ってどういうこと?

ランニングの身体動作は脚を前に出し続けるシンプルなものだけど、上半身をゆるめることがウルトラトレイルには必要だ!と話をしてくれた回です。

好調なスタートダッシュもなく、だからと言って平均的以下の低調でもなかったのですが、ここ2週間くらいで高水準のアクセスを稼ぎ始めました。

そして、もう一つが【UTMF必携品以外】おすすめアイテムのご紹介

必携品以外という裏アイテム的なもののご紹介なので、扱いはサブなんですけど、これから2ヶ月くらいで神5内の2つのギアを追い越していきそうな気配を漂わせています。


ロングテールコンテンツって何だろう?

「Long Tail(長いしっぽ)」と呼ばれるこの言葉は、アメリカのWired誌編集長(当時)クリス・アンダーソンが提唱した概念で、爆発的な人気を招く売れ筋商品ではないが、売れ筋ではない商品=テール商品の売上合計額が売れ筋商品を上回る現象を指します。

これをWEBコンテンツ、ていうか、Trail BAKAに当てはめた場合、紹介した3つが決して爆発的なアクセスを稼ぐわけではなく、じわじわと認知されて見られていくロングテールコンテンツのように感じられたのです。

こうしたアクセスの変化を見ていくと、数字的には伸び悩んでいる次のコンテンツも、ロングテールコンテンツとして化けていく要素があると感じていて......

【トレラントラブルあるあるBEST5】シンスプリント、足底筋膜炎、腸脛靭帯炎、が足炎、膝まわりにお悩みの方へ原因と対策〜ニューハレ体操付き〜

......共通していることを考えてみると、地味だけど有益な情報、ニッチだけど知りたい情報、意外な視点で新しい知見をもらえる情報、そんな共通項がある気がします。

エースで4番!みたいなスーパースターではない選手も必ず必要なように、コンテンツにも"売れ筋ではない"コンテンツの集合体=ロングテールコンテンツが求められていると感じます。


王道からニッチ情報まで

私がトレイルランニングの情報チャンネル『Trail BAKA』を開設してから、業界は雨後の筍のようにYoutubeチャンネルやポッドキャストの開設が生まれていて、新しい情報発信の動きは大歓迎状態なんですが

誰もが知りたがる王道コンテンツは、別の言い方をすると誰でもやりそうな鉄板コンテンツでもあるので、個性と工夫を出していかないといけません。

一方で、とかく数字が欲しくなると、王道コンテンツばかり求めてしまいがちですけど、そんな汎用的な情報だけでなく、痒い所に手が届くようなニッチな情報(ロングテールコンテンツ群)も作っていく必要がありそうです。

コンテンツ作りに正解がないように、本当に難しいところですが、アナリティクスという数字がせめてもの客観性なので、ときどき把握はしながら改善の指標にしていこうと思います。

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