心が折れそうになった時、スコットが僕に残してくれた金言
まだ、Twitterが黎明期(?)だった頃の2010年の話。かの『BORN TO RUN〜走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』の登場人物たちがTwitter内に存在していて、興奮したことを覚えている。
書籍という、まるでブラウン管の向こう側の人のように思えていた人たちが、SNS上に、つまりとても身近な距離感で存在することに、今や普通のことだけど、強烈な時代感を覚えたものだった。
その中の一人、スコット・ジュレクもアカウントを持っていて、すかさずフォロー。そして、これもまた今や普通のことだけど(笑)、思い切ってメンションをしてみた。ドキドキしながら。僕にとって初めてのウルトラマラソンでもあった「サロマ湖100kmウルトラマラソン」の一週間ほど前、こんな質問をしてみたのだ。
僕「質問です。来週初めて100kmの大会に出ます。不安でいっぱいなんですが、心が折れそうになった時、スコットはどういう対策をしていますか? ちなみに僕は、何も考えない!です(笑)」
スコットは、スルーするどころか、140文字に収まらないこともあって、複数に分けて答えてくれた。
ス「初めてのウルトラの前の緊張感、よくわかるよ。いい旅になることを祈っています。質問の答えとして君にとって良いアドバイスになるかわからないけど、僕には3つのアプローチがあります。」
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