若見えは一人言から
ぶつぶつ一人事を言うのは、脳科学的には良いらしい。
視覚と思考が作業に変わるとき、言葉を発していると確認もとれ、脳が活性化し自己モチベーションが上がると言う。
私はぶつぶつ言っている人を見ると、聞き耳を立てて内容を聞き取りたくなり、気づかれこともあるが、その人なりを、かなり知ることが出来る。
ぶつぶつの内容に嘘はなく、現状と妄想がほとんどだ。
単なる独り言から、理論的な内容もあったり、愚痴やら捨て台詞までさまざまなだが、内容と見掛けが一致するのが面白い。
潜在意識が内から外に出る訳で、おのずと脳はそれを叶えようと、細胞に命令する。
20代なのに、私の身体は40代と言った人は、それなりの容姿に変化していく。
若く見える人は、自分は若いと思っていて、グチをこぼさない。
バスに乗る年寄りが遅いと、「成敗」と言って席にすわる若者がいたが、既に自分が成敗されていることに気づかない。
その声を皮膚から、細胞は聞いていて、鳥肌が立つほどなのだ。
仏の説法では、毛穴から法が入るので寝ていても良いそうだ。
発する言葉が、ポジティブで肯定的であれば、現実的にその様になるので、自分は若いとぶつぶつと呟いていると、一年で差がでるだろう。
反対に否定的でネガティブな言葉は、他人の事でも自分事と細胞は捉えて、矢は二本放たれる。