オンライン学習をインタラクティブに。境界線は15人?
オンライン型の研修を考える際に、必ずと言ってよいほど話に上がるのが、「インタラクティブな場」にできるかどうか。
そもそも、研修の目的に沿って考えれば良いので、必ずしもインタラクティブであることが正義だとは言えません。一方で、テレワークの状況下で、仕事上必要なコミュニケーション以外が排除されている場合、研修くらいは対話しながらやりたいよね、というのが心情でもあるかなと思います。
そこで、オンライン学習の場をインタラクティブにすることについて考えました。
15人以上はセミナーと同じ扱いになる
これが答えだ!と断言はできませんが、ひとつの目安は15人くらいになると思います。15人までは「講師×参加者」、「参加者×参加者」のコミュニケーションがひとつの場で行うことができますが、それを越える場合は考え方を変えるべきです。
15人でも50人でも100人でも同じだと割り切って備えると良いでしょう。j講義して、画面共有して、質問感想をチャットで集めて、議論はブレイクアウトルームを使って、、、いつものやつです。
15人未満ならweb会議のノリで
逆に15人未満であれば、web会議のノリでやってみると案外上手くいきます。会議と異なる点は、講師という明確なファシリテータが存在していることですね。10人の会議だと、時には発言しない人も出てくるでしょうけど(個人的には発言しない人は退場!)、講師がいるので、全員にバランス良くフリながら進めれば大丈夫です。
チェックイン/チェックアウトも一人ずつ全員やったとしても10分も掛かりませんし、講義中もいきなり名指しで当ててみたり挙手を求めても違和感なくできちゃいます。チャットなんて使う必要ありません。各々用意してもらった資料や成果物を画面共有で見せてもらっても良いと思います。
結局、リアルの場と同じ考え方
僕自身、この記事をまとめながら、リアルな場と同じ基準で考えれば良いのだな、と感じました。10人ちょっとくらいの参加者なら、「じゃあ今日は講義スタイルじゃなく、僕も座って座談会スタイルでやりましょうか!」ってなると思うんですよね。20人くらい居るなってことなら普通に講義スタイルでやると。
この辺、あまり難しく考えずに、リアルな場だったらどうするだろう?ということをイメージしながら、学習の場を設計すれば良いのだと思います。
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