市長就任96日目 ヒグマと暮らす
北大訪問報告をメインに予定しておりましたが、美唄でヒグマの出没が相次ぎましたので、市の対応と今後についてご報告いたします。
ヒグマと暮らすということ
美唄市では今年は春先に鹿の狩猟の中で、数頭のひぐまが捕獲されており、ヒグマの出没は例年に比べて少ない傾向にありましたが、夏ごろより痕跡の発見や目撃が報告されるようになり、とうとう今月に入り複数のひぐまが民家周辺や事業所で発見される事態となりました。
現在確認されているだけでも複数が人里周辺にいると考えており、それぞれ対応に当たっているところです。基本的には爆竹等で山に追いやる対応をしております。
山に誘導できないケースや人に慣れてしまった個体のケースなどへの対応を庁内でブラッシュアップしていき、関係団体へのお願いや情報共有に努めてまいります。いかなる状況においても、住民の皆さんが安心して暮らせることを最優先に対応してまいります。また、昼夜を問わずご協力頂いている美唄警察署の皆様、地元関連団体の皆様に深く感謝申し上げます。
北大に行ってきました
母校である北大に訪問し、様々なご意見、ご提案をいただいてまいりました。時間の都合によりお二人しかご訪問できませんでしたが、今後改めて別の先生方にもご挨拶に伺い、美唄を研究フィールドとして使っていただけることを目指してまいります。
※個人的なお詫び 貴島先生、伺ったのですが朝早かったのでお会いできませんでした。改めてアポを入れさせていただきます。小出さん、すれ違いながらのご挨拶で申し訳ありません。
ご面談したのは農学部長であります野口伸先生と北大ロバスト工学部の石井一英先生です。
野口先生はスマート農業の第一人者であります。下町ロケットの野木教授のモデルになられておりますので、業界外の方もよくご存じかと思います。美唄の農業、そしてスマート農業導入の現状をお伝えした上で、今後の展開についてご示唆いただくとともに、8月に開設された「スマート農業教育研究センター」の視察もご提案いただきました。関係者の方々と早々に訪問させていただきたいと思います。
石井先生はご自身のバイオマス研究でも有名でいらっしゃいますが、北大と様々な国・地域・業界分野・立場の異なる人や団体との「連携・協働」を進める、北大ロバスト農林⽔産⼯学国際連携研究教育拠点の代表をされております。家庭生ごみの堆肥化を進める美唄のバイオマスについてご提言いただくだけでなく、北大の様々な研究室で美唄をフィールドとして活用していただくための方法・進め方をご教示いただきました。
その後、札幌農学同窓会事務局を訪問させていただきました。同門として異色の首長就任を大変歓迎していただき、今後の活動に向けての金言を多くいただいてまいりました。
先輩方から頂いたアイデアを基に、美唄にときめき、わくわく感を作ってまいります。
議会が終わって、たくさん予定を詰め込みましたので、たくさん話題はあるのですが、書ききれませんでした。今月末から始まる、「ときめく未来へ」市長とのオープンディスカッションで共有させていただきます。
今後は毎週金曜日に更新してまいりますので、よろしければ引き続き読んでいただければ幸いです。