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市長就任103日 子供たちのための美唄

美唄で生まれた子供の数が急激に減少しています。2018年までは80~100人で推移し、緩やかな減少傾向に留まっておりましたが、2019年より一気に加速し、毎年60人前後の状況が続いています。
※因みに近隣で見ますと、三笠はここ15年程40名前後で横ばい、砂川は美唄同様緩やかな減少傾向にあり、コロナ禍以降は75名程度で横ばいでしたが、昨年は84名に増加しました。

子供の姿が街中に多い街は、どんなに小さくても活気を感じるものです。
美唄も他の自治体にない特色を、子育て・教育の分野で打ち出して、現状を変えていきます。


Bibaiスポーツフェスティバル


野球体験でストラックアウト

9日はスポーツの日。美唄市スポーツ協会様主催で、市内各種スポーツ団体が、子供たちに各々のスポーツ体験をさせてくださる「Bibaiスポーツフェスティバル」が開催されました。体験を通して習い事としてもらうことが目標ではありますが、各団体の皆さんが丁寧に対応してくれますので、子供たちにとってとても魅力的なイベントであります。


テニスに挑戦させてもらい上機嫌の長女

私も子供を連れて参加させていただきました。小3の長男は皆さん褒めてくださるので、その気になり習い事として始めたいと言ってくれています。4歳の長女もバレーボールやテニスなどまだ難しい種目もやってみたいと言い出し困惑しましたが、本当に皆さんに良くしていただき、あっちもこっちもと楽しませていただきました。

競技人口の確保や部活動の地域移行など様々な問題のある地方自治他の中で、まずはスポーツを楽しむきっかけづくりとして、非常に有意義であると感じましたし、実際多くのご来場があったことから子供たちにも魅力的なイベントであったのだと感じました。美唄の特色あるイベントとして、恒例化を街としてもバックアップしてまいりたいと考えます。

同日サン・スポーツランドでは中学生のソフトテニス全道大会が開催されました

北の夢木工さんに伺いました

市内で木工所を営んでおられる北の夢木工様を訪問させていただきました。
障がい者雇用の場としての木工所を目指し、ご自身が技術を身に着け創業されたということで、その中でのご苦労と楽しさをうかがわせていただきました。

主に作られているのは幼児向けのおもちゃやいすです。多くのグットトイ賞を受賞されています。コロナ禍を経て、全国のおもちゃ博物館や子供向け施設から注文が入るようになり、お忙しくされていらっしゃいました。
作られている作品はその温かみのあるデザインだけでなく、大手の木工所で出た端材を活用しているため、それぞれの木の色や質感を生かしたものであるため、非常に個性豊かでした。

また、材料費やご自身の人件費などをあまりかけないように作られているせいか、価格も非常に良心的で、こちらが不安になるほどでした。

パートナーシップ協定を締結している東川町で行われている「君の椅子」事業がありますが、美唄の子供たちにもこちらの椅子をプレゼントして、小さいころはテーブル、大きくなったら椅子、もっと大きくなったら物を置く台座として子供たちを見守る椅子を美唄から贈ることによって、子供たちと美唄のつながりを作る、そんな着想を得て帰ってまいりました。

子どもたちを街が育てる、まさにそれを体現しているイベントや事業者に出会い、美唄で子育てする意義はたくさんあると実感すると同時に、どのようにこのような情報を市内外の子育て世代に伝えるかが役所の仕事であることを再確認しました。


来週は週末から本州に出張ですので内部の仕事が多い1週間になりそうです。引き続きの読んでいただけると嬉しいです。