物語で英単語 | #002 grief
物語で英単語とは
「物語で英単語」とは、単語一語や例文一文だけでなく、複数の文章からなる物語を通じて、英単語を効率的に覚えようという学習法です。
詳しくは以下の記事を見てもらえればと思います。
今回の単語は、grief です。
物語と一緒に、英単語を覚えていきましょう。
grief
[part]:
Noun
[mean]:
Intense sorrow, especially caused by someone's death or a significant loss.
Emotional suffering caused by a loss or misfortune.
[sentence]:
Her grief was overwhelming, leaving her unable to focus on anything but the memories of what she had lost.
[story]:
After the sudden passing of her best friend, Sarah was consumed by grief. Every corner of her house reminded her of their time together, and she couldn't bear to face the world without her. Grief weighed heavily on her heart, making even simple tasks feel impossible. Over time, she slowly learned to live with the pain, but the sense of loss never completely left her.
和訳
[品詞]:
名詞
[意味]:
強い悲しみ、特に誰かの死や重大な喪失によって引き起こされるもの。
喪失や不幸による感情的な苦しみ。
[例文]:
彼女の悲しみは圧倒的で、失ったものの思い出以外には何も集中できなくなっていた。
[物語]:
親友の突然の死を受け、サラは悲しみに打ちひしがれていた。家のあらゆる場所が彼女たちの思い出を思い起こさせ、親友なしで世界と向き合うことができなかった。悲しみは彼女の心に重くのしかかり、簡単な作業でさえ不可能に思えた。時間が経つにつれ、彼女はその痛みと共に生きることを少しずつ学んだが、喪失感は決して完全に消えることはなかった。
物語のポイント
1. 「grief」の文脈的な使用方法
「grief」は「悲しみ」や「喪失感」を意味し、特に重大な喪失や死による感情的苦痛を指す。「Sarah was consumed by grief」という表現では、彼女が「悲しみに打ちひしがれる」という意味合いで使われており、「悲しみで心がいっぱいになる」という解釈が適切。この「consumed」という動詞との組み合わせが、悲しみの深さを強調している。
2. 「grief weighed heavily on her heart」の比喩表現
「weighed heavily on her heart」という表現は、悲しみが物理的な重さとして心に圧し掛かる様子を描写している。この部分は単に「悲しみを感じる」だけでなく、感情が非常に強く、日常生活を送るのが困難なほど重いものであることを示す。「心に重くのしかかった」といった比喩的な訳が適切である。
3. 「bear to face」の心理的負担の表現
「couldn't bear to face the world without her」は、親友を失った後のサラが、外の世界と向き合うことが耐え難い状況にあることを示す。ここでの「bear」は「耐える」の意味で、「向き合うことができないほどの精神的負担」を表現している。これは、喪失の大きさが現実と向き合う力を奪っているというニュアンスが込められている。
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