【後編】ひろゆきさんと成田悠輔さんと芋虫さん。
お待たせしました。前回の続きです。『Re:Hack』というYouTubeでなければBPO審議入りは待ったなしという鬼畜番組に出演し、ひろゆきさんと成田悠輔さんという、全タレントさんの3分の1が共演NGを出しているというウワサを私が勝手に広めているお二人と共演させていただきました。
さて、前編では、「ひろゆきさんは、○○として非常に優秀だ」というテーマで書かせていただきましたので、今回は成田悠輔さんについて書いてみようと思います。そもそも、成田悠輔とはいったい何者なのでしょうか。
名門・麻布高校から東京大学に進学し、MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.Dを取得。現在は米国イェール大学の助教授——と聞くと、さも良家のご子息なのではないかと勘違いされそうですが、父親は酒癖が悪く、ギャンブルで借金を雪だるま式に増やした挙句、「新しい人生を始めたい」という名言を残して成田さんが高校生だった頃に失踪するというファンタジスタ。その後、母親がくも膜下出血で倒れ、意識不明の状態が2〜3カ月続き、自己破産手続きを取らざるを得なくなるなど壮絶な家庭環境で育っています。
そんな成田さんとの初絡みはリアルではなくTwitterでした。ある日、成田さんと落合陽一さんがTwitter上で「芋虫」に関するやりとりをしていて、成田さんが落合さんに「寝不足との化学反応で体が溶解しはじめてる落合さんには、そのまま人間を卒業してイモムシに進化してほしい」といたって平和的で愉快なリプライを送っていたので、落合さんとも友人関係にある私としては、ぜひとも平和で愉快な混ざり方をしたいと思い、こんなリプライを送ってみたんです。
すみません、この時点では初対面です。ええ、面識なしです。
ああ、さすがにやりすぎたかな、困らせてしまったかなと小指を噛んで反省していると、数分後に成田さんから想像の斜め上を行くリプが返ってきたんです。
「日本一有名な芋虫さん、こんにちは!」
ああ、きっとこの人とは仲良くなれるなと。私の不謹慎レーダーが、まるで妖気を感じた鬼太郎の髪の毛のごとく反応したわけです。
しまった。またこんなくだらないことに文字数を割いていると、前回のように書き終わらなくなってしまう。そろそろ本題に入ります。
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