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【ワイン入門講座 #2】ソーヴィニヨン・ブラン

まずは、前回の記事から。

親友・手塚マキに勧められるがまま、ワインの入り口に立たされた私。彼が持ってきたのは4本のボトル。そのうち2本は赤ワイン、もう2本は白ワインだった。

「ワインの味に変化をもたらすものとしては、ブドウが育った土壌や気候なんかが重要な要素になってくるんですけど、やっぱり最大の違いを生み出すのはブドウの品種なんです」

ワインに関しては本当に無知で、赤ワインと白ワインの違いくらいしかわからない私。しかし、赤ワインにも白ワインにも多種多様な品種があり、どのブドウをどれくらい使用したのかによって、まったく味わいが異なってくるのだという。

私が知っているブドウの品種といえば、デラウェアや巨峰、ピオーネやマスカットといったあたりだが、それらは食用であり、主にワインに使用されるブドウはまた別の品種になるのだという。覚えられるかしら…。

「本来なら赤ワインから行きたいところですけど、これは食べ物でも同じことが言えるように、先に味の強いものから口に入れちゃうと、そのあと繊細な味わいが感じにくくなっちゃうんですよね。なので、一般的に味が強いとされる赤ワインは後回しにして、先に白ワインから試してみましょう」

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