苦悩は続くのか?ベルギーGP
夏休み前の最後のレース、ベルギーGP。
マックス選手以外で、ついに2勝目を上がるドライバーが出ましたね!
ラッセル選手、今シーズン2勝目と思いきや…
ラッセル選手の失格はレース翌日の朝、知りました。
もったいないないし、チームのミスをドライバーが受けるのはしょうがないとはいえ不憫です。
とはいえ、上位で唯一ワンストップを実施し、失格とはいえトップチェッカーを受けたラッセル選手の走りは見事!
しかもオーストリアGPと違ってタナボタではなく、実力でもぎ取ったトップチェッカー。
ラッセル選手はカナダGPのポール獲得から一皮向けた感じがします。
またメルセデスはきちんとハミルトン選手とラッセル選手を競わせました。
変なオーダーも出しませんでした。
ここが前戦に、もやっとした原因を作ったマクラーレンとの違いでしょうか。
14年から常勝軍団のメルセデスと13年以降から勝ちに恵まれていないマクラーレンとの差なんでしょうね。
マックス選手の焦り、レッドブルの苦悩
昨年までであれば、後方スタートでもオーバーテイクを重ね、気がつけばトップ、というのがこれまでのベルギーGPのマックス選手でした。
それが今回は11位スタートから4位に上がるのが精一杯。
2番手スタートで名誉挽回のチャンスだったペレス選手も表彰台にすら届かない。
その昔、セナ選手がいた頃のマクラーレンではこういう時はホンダの神通力?がありました。
新エンジンを投入し、劣勢を挽回する。
それが今はレギュレーションの変更もあり、できません。
頼みのマックス選手が勝てず、ペレス選手は未だ不調。
レッドブルの苦悩はこれからも続くのでしょうか。
マックス選手の焦りはさらに増しているのではないでしょうか。
そうなると「もしも」の決断があるかもしれません。
それはレッドブル離脱、メルセデスへの移籍です!
契約が…という人はいるけれども
マックス選手はもうレッドブルと契約しているじゃん!
そういうかもしれませんが、ペレス選手の例を見ても、たいてい抜け道のようなものがあります。
当然マックス選手のにもあり、例えばチーム力が落ちてきて勝てなくなったら離脱できる、という類のものと予想します。
それを実行するのではないか?
ただし決断は夏休み明けの数レースを見てからの気がします。
レッドブルも当然アップデートを入れてくるでしょうし。
ただその結果次第では移籍があるのでは、と思っています。
そしてサインツ選手もそれを視野に入れているのでチームを決めかねているのでは、と思ったらウイリアムズ入りが発表されましたね!
椅子取りゲームも大詰め
サインツ選手のウイリアムズ入りが決まり、25年シートを巡る戦いもいよいよ大詰め。
夏休み中にも動きがあるでしょうから、レースがないとはいえ、情報収集は欠かせないですねー。
ただレースがないのはちょっと寂しいです…