長かった、でも面白くハラハラしたブラジルGP
雨の影響により、1DAYレースとなったブラジルGP。
多くの波乱があった予選〜決勝を盛り上げてくれたのは角田選手でした!
角田選手、予選TOP3に食い込む!
前々日のスプリント予選、前日のスプリントと悪い流れが続いているのかなーと思っていたらQ3で予選3位に食い込む走り!
みていて思わず声が出ちゃいました!
決勝も雨絡みならば、スタート一発かますことができれば、トップ走行もあるのではないか!と期待しました。
そして決勝。スタートはオコン選手やローソン選手が迫ってくるも、うまく3位をキープ。
その後、雨が強まりレーシングブルズはレインタイヤをチョイス。
角田選手は圧倒的なスピードを見せ、前の選手を捉えるか!と思われた矢先のSC、そして赤旗中断になってしまいました。
角田選手の戦略は?
レーシングブルズとしてはレインで一気に順位をあげ、差を引き離す。
もしくはインターに変えたチームがレインに変えるタイミングで順位を上げ、インターに再び変えるマージンを築く、という戦略でしょうね。
それがSCが出てしまい、その戦略が台無しになるところでした。
幸か不幸か、クラッシュによる赤旗中断があり、結果的にはステイアウトしたマックス選手やアルピーヌ勢が上位に来る、という展開に。
幸いだったのは赤旗中断でタイヤ交換ができたため、インターに変更できたこと。
あのままSCのままでは前者との間隔がつまり、インターに変えた途端に最後尾に落ちたはずですから。
ただ、レインではインター勢に対しては圧倒的に有利で上位に食い込めたはずです。
そのため赤旗中断、そして再スタート時には角田選手も少し集中力が切れかけていたのではないかな、と思います。
順位は落としたとは言え、ピアストリ選手のペナルティもあり、結果的には7位入賞と、これまでの悪い流れを断ち切れたのではないかと思います。
しかし序盤3位を走っていたことや、後ろにいたアルピーヌ勢が表彰台を獲得したことを考えれば、ちょっと気落ちしても仕方ないことだとは思います。
多くのドライバーが雨の影響でスピンやクラッシュをしていた中、ほぼノーミスで走り切り、入賞できたことは今後に向けての好材料ではないでしょうか。
次元の違う走り、マックス選手
優勝は予選17位スタートのマックス選手。
ステイアウトした結果とは言え、オープニングラップで1人違うコース採りから一気に10位へ上がったり。
赤旗中断後の1コーナーでオコン選手を交わしたブレーキング。
その後のファステスト連発など、1人次元の違う走りでした。
そしてゴール後のあの喜びよう。
やっぱり精神的にも苦しかったんだな、と思いました。
流れを断ち切れる1戦となったか
角田選手、マックス選手と今まで苦しんでいた選手が結果を出したブラジルGPでした。
残りは3戦ですが、このGPが(特に)角田選手の復調のきっかけになってくれればと思う次第です。
しかし長いGPだったなあ…
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